2019年冬の植物イベントを洗い出してみる!注目はなんと言っても「世界らん展」!!

2019年、今年は冬からの植物イベントを今年も洗い出してみます。
今年、注目したいのは東京ドームで行われる世界らん展です。

【1月のイベント】

第58回 全日本蘭協会洋らん展
サンシャインシティ世界のらん展2019

個性的な出展者の集うランのイベントです。

2016年に僕も足を運びましたが、どちらかと言えば「熱い若者」が多い印象です。

それゆえ、出展者もかなりアグレッシブな方が多く、東京ドームで開催の世界らん展に比べると良い意味で「マニアック」感が強いような…(笑)。
ラン以外にもチランジア等、話題の植物を購入することができます。
もちろん、ランの展示もあり、面白いイベントです。

趣味の園芸「多肉植物」特集発売

このブログでは趣味の園芸で「多肉植物特集」が行われるたびに記事を投稿しています…。

そしてまた、趣味の園芸2月号では多肉植物特集だそうです。
内容は「人気の多肉植物~主に冬型、ときどき春秋型 飾って楽しむラン」とのことですが、果たして内容は如何に…。
発売が今から楽しみ!

江戸の園芸熱 -浮世絵に見る庶民の草花愛-

久しぶりに「江戸園芸」関連のイベントではないでしょうか。
早くもこんなツイートが…。

ウェブサイトには、


本展では、園芸関係の浮世絵を通して、江戸時代の園芸や園芸道具、歌舞伎に取り上げられた花々、江戸時代の花名所などを紹介します。

次回の特別展|特別展|たばこと塩の博物館

とあります。
江戸園芸に関連するイベントに足を運べば、現代に通じる「園芸スピリット」を得ることができます
いや、もっと植物を愛でることに対して熱く魂を燃やしてもいいんだ!と…(笑)。
要注目です。

【2月の植物イベント】

世界らん展2019-花と緑の祭典-

「世界らん展」が新しくなる!ということで、2019年では最も注目すべきイベントです。

リニューアル後、初開催のイベントなどでどんなイベントになるのかは未知数…。
なのですが、世界らん展のウェブサイトを観てみると、

  • 食虫植物と神秘的な花々
  • 世界らん展日本大賞
  • Japan Botanical Style
  • ボタニカルマーケット
  • 花をつなぐ HIBIYA KADAN FLOWER CABIN

とあります。
ランをはじめとして様々な植物を通して、総合的に「ボタニカルライフ(植物との暮らし)」を提案するイベントとなるようです。

また、昼だけでなく、夜の時間帯も設け、昼間とは違った会場を巡ることができるそう。

前回までは夕方の時間帯までの開催でしたが、今回からはお仕事帰りの30代•40代女性もふらっと立ち寄れるよう、開催時間が夜21時までに延長されました(※15、16、19〜21日のみ)。
今回のイベントでは同じ「世界らん展」でも、「昼の世界らん展」と「夜の世界らん展」の2種類があると思っています。「昼の世界らん展」では、お花の色とりどりの世界観を近くで接して楽しんでいただく一方、「夜の世界らん展」では、会場自体が暗転するので、プロジェクションマッピングの演出など、会場の雰囲気を楽しみに来場いただくイメージです。昼の時間とはまた違った、幻想的な雰囲気を味わうことができます。

【世界らん展2019 × GreenSnap】イベントの見どころや想いを聞いてみた Vol.1|🍀GreenSnap(グリーンスナップ)

以前もこのブログに書きましたが、日本の生活様態が変わるのと同時に、嗜好される植物も変化します。
ゆえに植物イベントもそれに合わせた変化をし続けなければなりません。

どんなイベントになるのか、いまから楽しみです!

第17回クリスマスローズの世界展

毎年、池袋サンシャインシティで開催される、クリスマスローズの代表的な展示会。
一度は観ておきたい有名な栽培家の育てたクリスマスローズが多数展示されています。

初心者にも優しい、クリスマスローズとは何かと解説したパネルもあり、誰でも楽しむことができるイベントです。
さらには他で買うことのできない、希少なクリスマスローズを買い求めることができます。
世界らん展と開催日が被っていることも重要ですね!
是非とも両方とも行きたい!!

開催日:2019年2⽉15⽇(⾦)〜17⽇(⽇)
会場: 東京・池袋 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル4階 展示ホールA
詳細情報:第17回クリスマスローズの世界展

【3月の植物イベント】

春のサボテン・多肉植物ビッグバザール 2018

サボテンと多肉植物の「イマ」が来れば体感できる超有名イベント。

普段、街中の園芸店では買えないような多肉植物やサボテンが数多く並び、会場にはマニアやベテランの趣味家さんが多数集結。
年4回開催していますが、季節ごとに品ぞろえも変化するので、毎回足を運ぶファンも多いのだとか。

ガーデンネックレス横浜2019

2017年に「第33回全国都市緑化横浜フェア」が開催され大いに盛り上がりました。
2019年も「ガーデンネックレス横浜2019」として横浜市の各地で自然に関連するイベントが開催されます。

横浜市は2026年に国際園芸博覧会(花博)の誘致案を策定

国内での国際的な花博は2004年のしずおか国際園芸博覧会「パシフィックフローラ2004(浜名湖花博)」を最後に10年以上開催されていません。

一五年に米軍から返還された旧上瀬谷通信施設(瀬谷区、旭区)の跡地利用では、花博の招致推進に五千万円を盛り込んだ。林市長は「昨年の全国都市緑化よこはまフェアより大規模な博覧会をやれば、市郊外部の活性化につながり、跡地が生きてくる」と述べた。オランダに本部がある国際園芸家協会の会議に職員を派遣するなど、二六年の開催を目指しPRを本格化させる。

引用元: 東京新聞:18年度 横浜市当初予算案 W杯、五輪インフラに重点:神奈川(TOKYO Web)

少しずつ計画は進行中のようですが、ここにきて2025年の「大阪万博」開催が決まったことでハードルが高くなったという声もあるとかないとか[*01]…。
とにもかくにも、花と緑の溢れる横浜を散策するにはベストなイベントです。
横浜観光とセットで楽しみたい!

  • 開催日:2019年3月23日(土)~6⽉2⽇(⽇)
    ※⾥⼭ガーデンは3⽉23⽇(⼟)〜5⽉6⽇まで
  • 会場: 横浜市の各地
  • 詳細情報:

新年からエンジンフル稼働。

お出かけ前には念のため、ご確認を。

ご注意いただきたいのは、開催要項や日付が変更となる可能性があります
お出かけ前には公式サイト等の情報を必ずご確認ください

イベントのまわり方を解説!

このように春は各地で植物イベントが連発で開催されます。
どのイベントもテーマがあり、気になったら思い切って足を運んでしまうのがベストです。

でも、

  • 正直はじめてのイベントは何だか不安…。
  • どのイベントが自分に合っているのだろうか
  • 何か必要な荷物はあるの?
  • せっかく行くのならちゃんとみて回りたい!
  • なにか注意することはあったりする?

など、初体験には不安がつきもの。
そんな方に、イベントのまわり方をこと細かく解説しました。
是非とも参考程度にご覧ください。

のちほど、情報が集まり次第、2019年春の植物イベントを投稿します。
少々お待ちください…!

  1. http://www.kanaloco.jp/article/374585 []

この記事を書いた人

mokutaro

植物好きが高じ鉢物業界に飛び込んだアラサー男子。群馬県に移住し、毎日、食べ(られ)ない嗜好性の強い植物とまみれています。 園芸を考えるブログ「ボタニカログ」を運営中。