混雑する。この一語でどれだけの行動意欲を削がれるのか…。この頃、身をもって体験しています[*01]。
『関東カクタス専門家連盟 サボテンと多肉植物の即売会』へ
予想されていた混雑っぷり
そんな「混雑」が、はじめての開催にも関わらず予想されたイベントがあります。それは「関東カクタス専門家連盟 サボテンと多肉植物の即売会」。なぜ混雑が予想されていたのかといえば、このブログで何度も記録している「サボテン・多肉植物ビッグバザール」と同じ会場で、ほぼ同じ時間帯に開催されたから。
結果として、開場直後は凄まじいコトになっていたそうで、twitterの投稿からは地獄感しか受けません。
五反田TOC「多肉・サボテンの即売会」行ってきました。会場1時間前からスゴい行列!最終的にはこの倍人が並んでました。
会場内はもう息ができないくらいの混み具合(´Д` 😉
やっとの思いで本日は3つお迎えしました!#多肉 pic.twitter.com/llknyhmS8q— Lin (@lin_rarara) 2016年7月24日
五反田のTOCビルで開かれた多肉・サボテン販売イベントはものすごい人!人!人!
会場はどのお店も買う人の人垣で品物が見えない。移動するのも一苦労。集まった人達の熱気でムシムシとして暑いほど。 pic.twitter.com/8WUyd2w9BG— 辻 幸治 (@Kouji_Gardening) 2016年7月24日
あるいは、こんな方も…。
関東カクタス連盟 即売会の会場ですが前回のBBとくらべるとクーラーも効いていたみたいだし、そんなに暑く感じませんでした。
私が暑いことに慣れてしまっただけかもしれませんが… pic.twitter.com/xmPljiI0oA— A (@_shamoji) 2016年7月24日
はじめてこういったイベントに参加する方は「混んでる!」とか「息苦しい!」といった感想を持たれるのかもしれません。が、何度か参加すると「慣れ」のようなものも生まれてくのかも…。
僕は午後から参加しました
と言いつつ僕は、人混みに紛れるとよく体調を崩します。なので、ビッグバザールと同じく、午後から参加をしました。
ビッグバザールでも午後からのほうが回りやすいのです。それについては過去の記事をどうぞ。
午後からなら、そんなに混んでなかったし、暑くなかった
結論から言えば、ビッグバザールよりも巡りやすかったし、会場の使い方に気を配っていて好感が持てました。
午後からだと、それほどの混雑もなく、混んでいるブースも少し待てば物色できるので、非常に回りやすかったです。しかも、出店するお店が多いのにも関わらず通路の幅も心なしか広く、ボトルネックになる場所が少なかったのは有り難いこと。
入場料無料ということからはじまり、主催者の方もいろいろと気を配っているように感じました。
僕の『即売会』の感想
以下、僕の気が付いたところを記録していきます。
名前のストーレート感
このイベントの開催を知ったのは、確か前回のビッグバザール前だったような気がします…。そのとき、なんてどストレートな名前なんだろうって感じました。
前回のビッグバザールで配られたチラシには「サボテンと多肉植物即売会!!」と書かれてあるのです。そのまんまじゃん。
でも、よく考えてみれば、この名前ほど多くの人にすんなりと知ってもらえる名前はないのでは?と思います。初めての方でも、こんなに分かりやすいイベント名はありませんし。
「エレクトリカルパレードを観に行ってきた」と言われても、それを知らない人には想像がつきません。けれど「サボテンと多肉植物の即売会に行ってきた」と言われたら、ほとんどの人がどんなイベントかを頭の中で構築できるかと思います。
ただ、こうしてブログで記録をするとき、サボテン・多肉植物ビッグバザールなら「ビッグバザール」と書くことができるのですが、今回参加したイベントは「即売会」でよろしいのでしょうか(笑)。とりあえず、フル記名が面倒くさいので、以下「即売会」と記します。
豪華すぎる出店者
この即売会では、全国より名高いサボテン・多肉植物の生産者の方が集結していました。ビッグバザールでの出店者も恐るべきものがあるのですが、今回の即売会ではその上を行くほどの集いっぷり。
以前、僕はビッグバザールのメリットに、
本来ならあちらこちらのお店へ、長大なる時間をかけて「遠征」しなければならないものを、たった数歩で巡ることができるのです!サボテン・多肉植物ファンにとってはこれほど省エネで、これほどワクワクできるような場所は他にはないのです。これが僕の思う、ビッグバザールの最大なる長所。
と書きました。
ホントこの通りで、一般の趣味家がそれぞれのお店に出向いたら、どのくらいの手間と、旅費と、労力が必要なことか想像もつきません…。今回行われた「即売会」には普段、一般には卸さない「カクタス長田」さんのブースや、NHK出版の方も来られていて、現代のサボタニ業界を引っ張る名高い生産者の方々が一挙に集結。勢ぞろい感に背筋がゾクゾクっとします。
さらに、ビッグバザールには出店しないお店がいくつかあり、レア度が極まりない!
公式と思われるFacebookページには、
出店予定の加盟サボテン園 (順不同・敬称略)
鶴仙園
二和園
金子カクタス
カクタス西
錦玉園
グランカクタス
今井カクタス
P.G.C.M
カクタスブライト
ISHII PLANTS NURSERY
Succulent Box Ruchia
ワンダーカクタス重田
堀川カクタスガーデン
たにっくん工房
ボタニカルマート
と羅列されています。昨今発売されている雑誌や多肉本など、あらゆるメディアに登場するお店の名前もチラホラ…。ここにNHK出版さんも多肉本を販売しているのですヨ。
サボテン・多肉植物のオリンピックかな?
出店者の名前を掲げているところが安心
最近のスーパーでは「生産者の顔が見えるように」と、野菜やお肉売り場に、農家の顔写真やプロフィールが貼り付けられています。これ、消費者目線からしてみると、ついつい気にしてしまう重要度の高い情報です。
今回の即売会では、ブースのすぐ近くにある柱などにお店の名前を掲げていました。柱の多い五反田TOCの構造をうまく使っているように思います。
これは僕ら消費者からすれば嬉しい取り組みです。いや、販売する側にもメリットは多いはず。それを挙げれば、
- その植物はどこのブースで買ったのか、販売する人はどんな人なのかを確認でき、次回の別イベントなどで参考にできる。
次に会ったとき、栽培上の問題について相談ができる。 - ネットやテレビで話題の人気店がどのお店なのかを初心者でも確認することができる。「○○ブースでタニク買ったよ~」とSNSで拡散できる。
- 買った後、病害虫に侵されていたら次は買わないという手段を使える。店名が分からなかったら、知らぬ間にまた買うかもしれない。
といったところ。僕はあらゆる植物イベントに参加していますが、店名を表示していないイベントが多いのも事実。僕からすれば、出店ブースに店名を表示することは至極当然なことのように思えるのですが…。
まとめ
ビッグバザールとの違い
- ビッグバザール→有料
即売会→無料 - ビッグバザール→年4回
即売会→今のところ年1回(ボタニカルマートさんによると、次回は2017年に開催とのこと) - ビッグバザール→店名表記基本なし
即売会→あり - ビッグバザール→セリがある
即売会→セリはない(今回は無かったはず) - ビッグバザールも即売会も、基本的に価格帯は同じ
- 出店者もほぼ同じ。ですが、一部ビッグバザールには出店されないお店も。
次回も開催されるなら、参加したい!
年に4回行われるビッグバザールも楽しく、いつもワクワクしながら参加させていただいているのですが、この即売会もかなり楽しめました!twitterを巡ると、ポジティブな意見が多いし、次も開催されるのであれば参加させていただきたいイベントです。
そして。次の投稿は、僕の買った植物を記したいと思います…!
追記
ボタニカルマートさんが公式のFacebookイベントページに
本イベントは大盛況に終了し、たくさんのお客様にご来場を頂きました。ありがとうございます。
次回は来年に開催を予定しております。
と投稿されています。次回は2017年とのことです。楽しみ…!
- 詳しい内容は本人から聞いて下され [↩]