夏の『サボテン・多肉植物ビッグバザール2016』へ!その概要とビッグバザールに行くメリット

今さら感が漂いますが、『夏のサボテン・多肉植物ビッグバザール2016』へ行ってきましたので、そのことについて記します。

『夏のサボテン・多肉植物ビッグバザール』へ!僕が思う、ビッグバザールの存在意義

毎度おなじみ、午後からの入場です

今回は友人と参加。やっぱり1人で行くよりも、話しながら植物を巡れる誰かと行くと、楽しさが大きく変わってきます

葉隠の術

また、参加時間はちょうどセリがはじまる13時ごろに入場

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この時間に行くと、混雑は若干解消されているので、ほんのちょっぴり、ゆっくりと物色することができるのです。

2015年夏の「サボテン・多肉植物ビッグバザール」へ!ボクが人酔いせずに会場を巡れたその理由

2015.06.16

春のBBよりも、出店数が増えた!?

さて、会場に入ってからいちばんに感じたことは、お店の数が増えているような気がしました。前回(春のサボテン・多肉植物ビッグバザール2016)も多くのお店が出店していたように記憶していますが、今回はそれを上回るような規模でした(*01)

春のサボテン・多肉植物ビッグバザール2016へ!今回の運営についてモノ申す!!

2016.03.13

ハオルシアが多いお店、サボテンが豊富なお店、コーデックスがメインなお店…などなど。それぞれのお店によって取り扱う植物のバリエーションに偏りもあり、そこがビッグバザールの面白いところでもあります。

植物を買うならお店に出向くのが最良

そもそも、全国から多肉植物に関係する業者が集結し、出店するワケで、その規模たるや恐るべきものがあります。いまはネット時代にあって、家に居ながらにして気軽に植物を購入できます。ところがネットショップのデメリットはその植物の大きさはどうか、質はどうか、その植物の持つ雰囲気はどうかなど、細かい部分までをはかり知ることができません。

ならばどうすればいいのかといえば、基本的には自らがそのお店に出向いて、実物の商品を確認し、購入するのがいちばん安心。そして何より得られる情報も多いので賢い方法です。

ところがそういった業者さんは全国各地に散らばっていて、なかなか赴くことができません。また、販売はネットショップやイベント時のみというお店も…。

ですが、何度も書くように、サボテン・多肉植物ビッグバザールであれば、そのような業者が一堂に会するのです。

ビッグバザールの最大なる長所

例えばの話です。東京を代表するAというお店のブースで、いま流行の植物「パキポディウム・グラキリス」がありました。人気ということもあって、1株10,000円。大きさもそこそこあります。

ところが、千葉県のBというお店のブースでは、ひと回りもふた回りも小さいグラキリスが5,000円で販売されている…。小さくても育てられる自身と余地があるのなら、それを購入できれば充分なのです。

大きさ、価格、品質など、それぞれを比較しながら購入することができるので、失敗が少ない。さらにはある意味、お店の人からの情報ですらほぼ同時並行的に考査することができるのです(*02)

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と、こんな感じで、本来ならあちらこちらのお店へ、長大なる時間をかけて「遠征」しなければならないものを、たった数歩で巡ることができるのです!サボテン・多肉植物ファンにとってはこれほど省エネで、これほどワクワクできるような場所は他にはないのです。これが僕の思う、ビッグバザールの最大なる長所。

そのため、お店が増えれば増えるほど、このメリットは付加されていき、名前の通りのイベントになり得るのです。

コーデックスが増えた印象

次に感じたのは、前回のビッグバザールの時点で予想していましたが、今回はコーデックスとよばれる幹や地下茎が太くなる「塊根類」が多い印象を受けました。いわゆる「珍奇植物(ビザールプランツ)」のブームを受けて、その波も強くなり、ついには僕もそれに飲まれてしまったワケですが…。

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一方で、エケベリアなどのベンケイソウ科の植物は前回よりも少なくなり、ハオルシアやサボテンも減っているように感じます。

また、相変わらず普及種の販売が少ないのですが、こういった場でも用意してくれるブースもあり、有り難い。

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「ビッグバザールは初心者にとって敷居が高い?」という質問を受けたり、ネット上でみたりします。確かに初心者の方にとっては、見たことのない植物が多くを占めることもあり、とっつきにくい部分があるかもしれません。

けれど、「こんな植物があるんだ」とか、「奇妙なカタチをした植物があるけど、これを育てたい!」といったように、今後の趣味に活かせるように巡ることも可能です。それに、今回は4鉢1,000円の多肉植物を販売するブースもあって、気軽に多肉植物を楽しみたい方などにも需要はあったのでは?と思います。

会場内で僕が気になった植物たち

ここからは僕の気になった植物を記していきます。

アドロミスクス・クーペリー錦

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僕はアドロミスクス属の植物をメインに蒐集しています。なかでもクーペリーは高度に多肉化する植物のひとつなので、大好き。ただ、クーペリーの生長速度は極めてゆっくりで、一度カタチを崩すと戻すのに何年間もかかってしまいます。

ゆえに、葉挿しで増やそうとしても、なかなか大きくなりません…。そう考えると、このクーペ―リー錦は良い大きさ。値段もそこそこでしたが、軍資金がありませんので今回はパスしました…。

アフリカ亀甲竜(Dioscorea elephantipes)

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ここ最近、僕は亀甲竜に良く出会います。そのなかで、甘食を焦がしちゃったような形状の亀甲竜と、ゴツゴツ感が際立っている亀甲竜が存在していることに気がつきました。

しかも、両方とも「アフリカ亀甲竜」と名付けられるのをみて、アフリカ亀甲竜にもいくつかタイプがあるのかなぁと疑問に感じています。もっともDioscoreaには600種もある(*03)とのことなので、今後、ほかにどういった種類があるのか、調べていきたいです。

で、この亀甲竜(Dioscorea elephantipes)も値段が結構アレ。財布の状況もアレなので、勘案してこちらもパス。次回出会うことができたなら、お金をアレして、購入したい。

恵比寿大黒

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さらに強烈に心を動かされたのがこちら。「恵比寿大黒」と名付けられたパキポディウムです。いくつかの神様が合体しちゃってるんですが、その名に勝るとも劣らない風格を携えています。ネット上には、

パキポディウムの代表種、’Pachypodium densiflorum’(シバ女王の玉櫛)と、ユニークな株姿で人気の’Pachypodium brevicaule’(恵比寿笑い)を掛け合わせたハイブリッドです。

学名は正式なものではありませんが、デンシフローラム(densiflorum)+ ブレビカウレ(brevicaule)÷2 = デンシカウレ(densi-caule)となります。

(中略)

恵比寿大黒の特徴としては、千差万別のその姿にあります。
株によって姿が全く異なり、ひとつとして同じ形にはなりません。
ちなみに恵比寿笑いの血が濃いものは、親種同様にいろんなところから芽を出して成長し、デンシフローラムの血が濃いものは、比較的背が高く、トゲをたくさん出して成長する傾向があります。

(中略)

性質も非常に丈夫で、形も面白いため、パキポ初心者にも安心して進められる優良種です。

引用元: isla del pescado – Pachypodium Densicaule-恵比寿大黒

とも。ボタニカルマートさんで販売されていた恵比寿大黒さまは、幹が丸く太り、とにかく可愛い。ポケモンのキャラクターに登場しそうな形状でした。

欲しい…。のですが、自宅に帰れなくなるのでパス。また出会うことがあれば…!

その他、気になったモノ

その他には、800円という破格の兜丸に惹かれたり、

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魅惑の色をした葉を持つアデニアに惑わされたり、

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独特の風合いを感じさせる鉢にどんな植物を植えようか妄想したり…。

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いろいろと巡りましたが、なんとか出費を5,000円以内の抑えることで精いっぱい。購入した品物については、後日記録していきます。

そんでもって、言いたいこと

「ファッション×植物」の弊害

今回のビッグバザール。感想を述べるとピークは過ぎたのかなぁと感じました。多くの人でごった返す午前中での参加者ではないので、そこらへんの実感は伴っていません。あくまでもこれは僕の直感です。

ピークが過ぎたと感じる理由に、ロケットエンジンのように大量の燃料をある一時期に使い果たし、それ以降は飽きて植物を枯らしてしまうようなタイプの人がいます(*04)。今回は、こんな人たちの参加が減ったように思うのです。燃料が切れ始めたのかな?

また、賛否両論あるかと思いますが、植物をファッションの一環として取り入れ、ブームの過ぎ去った後は廃棄するような人たちも中には存在します(*05)植物はブランドバッグでないので、一部の人にしか査定されないし、長時間棚にしまっておくこともできません。

今後2~3年で国内のブームは落ち着くのでは?

数年前からそのような人たちの流入が多くなってきた感があり、それでも同じ趣味を共有する仲間なので安易に批判はしませんでした。分母が増えればその分、その業界も発展するだろうし…。ふ

ネチッこい性格の僕は、そういった人たちのブログやSNSの情報を収集しています(笑)が、最近、更新が途絶え気味に…。単に更新するのが面倒だけなら良いのですが、植物のその後が思いやられます…。

それでもこの一連のブームから、本当に植物愛好家になった人が多くいるのも事実です。僕もある意味では、そのうちの1人かもしれません。

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きっとこれからが、本当に植物が好きか嫌いかの真贋が判明するのだと思います(*06)。ゆえに、この期間が過ぎれば、ある程度は多肉植物の流行が落ち着くのではないかと僕は見ています。

ビッグバザールをゆっくりのんびり楽しむ…というところまでは行かなくても、最盛期よりも心やすらかに(笑)見て回れる…。そんな日が来ると良いのですが…。それまでの間、植物好きは今まで通り「植物との暮らし」を継続していきましょう!

この後、ビッグバザールの運営について投げかけられた疑問について、思うところがあるのでそれについても書いてみます。また、購入記録も書こうと思いますので、引き続きよろしくです。

この記事の脚注

  1. お店の数を数えておけばよかった []
  2. お店の方が忙しくなければのハナシですが… []
  3. 参照:http://plaza.rakuten.co.jp/froggyfrogs/diary/200901300000/ []
  4. 多肉植物を始めたあと、一気にたくさんの植物を購入しする…。のですが、しばらく時間が経ったあと、飽きてしまって植物の管理ができなくなってしまう人のことです。 []
  5. 流行しているモノを素早く取り入れ、自らの付加価値を高めていく人。またはそれを生業にしている人もいますよね。別にその人のそういった面が悪いとは言いませんが []
  6. 僕も含めて、この問いは絶えず誰にでも常に投げかけられているようにも思いますが… []
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2 件のコメント

  • >ピークが過ぎたと感じる理由に、ロケットエンジンのように大量の燃料をある一時期に使い果たし、それ以降は飽きて植物を枯らしてしまうようなタイプの人がいます。今回は、こんな人たちの参加が減ったように思うのです。燃料が切れ始めたのかな?

    ここの意味がわからないのですが・・・

  • えりちゃんさん。
    コメントありがとうございます。確かに自分で読んでいてオカシイなと思います。
    言いたかったのは、多肉植物を始めたあと、一気にたくさんの植物を購入する…。のですが、しばらく時間が経ったあと、飽きてしまって植物の管理ができなくなってしまう人のことです。

    僕も熱中すると同じように一気に植物を集めてしまうことがあります。

    多肉植物を始めたころに「紅波園」の渡辺さんから「植物は一気に買わないで、ゆっくり集めていったほうがいいわよ。」とアドバイスをいただき、以降、ほぼ全滅させる実体験も伴いながらその助言を忠実に守っています…。

    ただ、上に挙げた人でもしっかりと管理ができていたり、本当に植物が好きなんだなぁと感じる人も多くいるわけで…。みんながみんな、そういう人が悪いと書いたわけではありません。

    説明不足ですみません!