このごろは我が多肉棚も相当に窮屈となってきたため、植物の購入は控えています。控えていま…す、よ。控えているつもりですが、どうも買ってしまうのが僕の性分みたいです。
サボテン・多肉植物ビッグバザールで買ったパキポディウム
「サボテン・多肉植物ビッグバザール」では、こんなものを買ってしまいました。
トゲトゲが特徴の、その名も「タッキー」。
その名も「タッキー[*01]」。あの、某ジャ○ーズグループを彷彿とさせるような名前ですが、パキポディウムの一種だそうです。
何が気に入ったのかといえば、このトゲ。
以前、西畑清順さんの特集番組に出てきた「パラボラッチョ」に似ているそのトゲトゲ感。知らぬ間に影響を受けているのだろうか、ひと目で欲しくなってしまったのです。
日本で作出された植物
購入した「ボタニカル・マート」の販売員さんからは「これは日本産の植物[*02]で、葉っぱが縮れているのが特徴ですよ」と教えていただきました。
確かに、縮れているような、波が打っているような気がします。パキポディウムの購入は初めてなので、他のパキポディウムは、どのような葉を持つのかも気になるところ(笑)。
コーデックスとは?
そもそも、育て方が分からないので、「はじめての多肉植物」をみてみる。
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そこには、このパキポディウムの総称である「コーデックス」の説明がありました。
コーデックスとは、植物の茎やシダ植物の軸(枝)のことですが、多肉植物では茎や枝、ときには根が大きく肥大する植物をコーデックスと呼んでいて、鋭いトゲを持つものなど、種類や形もさまざま。
(中略)
多肉植物愛好家の間では「芋」や「ほね」と通称されます。
さらに、国際多肉植物協会さんが発行している「多肉植物写真集 第2巻」を参照。
パキポディウムは夏期に育つ夏型
すると今度は、
Caudex Plants
この種類の植物は、外観が太く、タップリ水分を含んであらゆる環境に耐えられ、極めて丈夫そうに見える。しかし、それらの形状は、その種類の生育環境のみ合ったものであって、夏型種の品種は夏期は野外で野ざらしで栽培できるが、秋、冬にそれはできない。成長期以外の時期の潅水は根を傷める。一般に根が腐ると、直ぐに胴体部にも波及する。
引用元:多肉植物写真集 第2巻
とあります。パキポディウムは夏型ですので、今の時期が生長期。夏場は野ざらしでも良いみたいですが、では、秋から冬にかけてはどのように管理すれば良いのでしょうか。
パキポディウムの育て方
いろいろと調べてみる[*03]と、以下のように育てるとのことです[*04]。
- 秋ごろ(10℃を下回ったころ)から水遣りを控える
- 葉が落ちたら断水する
- 真夏の水遣りも控える
- 多湿にも弱い。根が腐りやすいので注意を要する
といった感じです。ここまでみてみると、ちょっと気難しい植物なのかもしれません…。だけど、それが良いのです。
ゆっくり盆栽のように育てるのが醍醐味?
「はじめての多肉植物」にも、
多くはゆっくりと生長するので、盆栽のように年月をかけて育てるのが一般的です。
ともあり。目指すは、愛情をこめながら植物と一緒に生きていくということ…。
いまは「多肉植物ブーム」かもしれませんが、ブームが終わっても、買った植物は育て続けなければいけません。だから、とことん付き合って、気長に育てていきたいものです。