春になると植物イベントが目白押しで、あれやこれや行きたくなります。そして、ここにも…。
県立秦野戸川公園です。ハクモクレンに引き続き、またもや戸川公園の記事ですが…。今回は、これ。
戸川公園のチューリップ散策へ行く理由
「2014・チューリップフェア」です。昨年もこの時期に来て、異国情緒あふれる景色に感動したものです。
昨年の記事一覧
というのも実は今年、地元の情報紙にこんな記事が掲載されたのです…。
6万本のチューリップ開花
神奈川県立秦野戸川公園(堀山下1513)で、6万本のチューリップが開花し、新緑を迎える丹沢の緑を背景に来園者の目を楽しませている。同園パークセンターによると、6万本のチューリップ畑は県西地域最大級で、県内でも3番目の規模。
秦野戸川公園でチューリップの植えつけが本格的に始まったのは、2011年度の1万本から。それ以降毎年本数を増やしてきた。
県内では、横浜公園や横浜青葉スポーツ広場が10万本を超すチューリップを植栽し、名所として知られている。県西地域ではチューリップの名所と呼ばれる場所は少なく、秦野戸川公園でも昨年は3万本ほど。そこで同公園スタッフが「県西を代表するチューリップ畑の名所にしよう」と発案。一気に倍の6万本へと数を増やした。
チューリップは毎年球根を植え替えなければならず、昨年11月、スタッフやボランティア、来園者約300人が協力して球根の植えつけを行った。
植えられている場所は、園内の農体験場や小さな庭の見本園など。シナエダオレンジやプリティウーマン、白雪姫など5品種7色のチューリップが咲きほこっている。同園によると今週末に満開を迎え、4月25日頃まで見ごろだという。4月12日・13日にチューリップフェア
県立秦野戸川公園で4月12日(土)、13日(日)に「チューリップフェア」が開催される。小雨決行。時間は午前10時から午後3時。
当日は、手作りおもちゃや焼き菓子、地場野菜、おきな草や花苗などの販売、竹細工教室(12日のみ)を予定。同園担当者は「春色に染まる公園にお越しください」と話している。
なんと、昨年の2倍の6万本。昨年の分量だけでも「景色が一変する~!」なんて騒いでいましたが、その2倍ともなれば、時空がゆがむのでは?
そんな気の違えた妄想を膨らましながら、4月12日(土)、登山客らで賑わう戸川公園へやってまいりました。
4月12日。晴れ渡る空の下、戸川公園へ!
到着時は入場ゲートの準備中。
いたるところにチューリップの植えられたプランターが設置してあり、それだけでワクワクしてきます。
更に進むと、色とりどりに咲き誇るチューリップ花壇。
やはり、今年も壮大です。昨年はひとかたまりで植えられていたチューリップも、今年は列になって並んでいます。
スタッフやボランティアの方々の尽力があるからこそのチューリップ畑
2014年3月22日のようす
そして、本命のチューリップ畑へ!と行きたいところですが、ここでハクモクレンを観察した3月22日のチューリップ畑の様子をご覧ください(笑)。
ただでさえ、手間の掛かるチューリップ。フェアの開催に備えて、影で働く管理者の方々や市民の方々の努力がうかがえます。この日のために、相当な労力と時間が掛けられているはずです。
そして、美しく見事な景色に!
さぁみなさん。この様々な人の手によって育まれた経緯を踏まえて、満開に咲き誇るチューリップ畑へ!
圧倒されます。
ひとことに「景色が一変する」と片付けてしまえばそれまでなのですが、丹沢の麓にいながらにして、オランダのチューリップ畑へ来たかのよう(オランダに行ったことはありませんが)[*01]。強い色彩がこうも広がっていると、異次元の感覚を味わえます。人間によって生み出されたとはいえ、花の力、植物の力って壮大にして、異様だなぁ。
絶景の「物見台」
また、今年は物見台が設置されています。
ここから見える景色は…。
絶景です。
この時期だけだから、存分に味わいたい季節感
他にも、見所がたくさん。全体の景色を見渡すもよし。
チューリップをひとつひとつ観察するもよし。
まだまだ菜の花も見ごろです。
チューリップフェアは本日(2014年4月13日)までの開催ですが、25日くらいまでは見ごろだそうです。
桜も終わり、そろそろ新葉も芽生え、青々とした木々もちらほら。僕は1年を通してこの季節がいちばん好きです。なんだか、「今年もはじまったなぁ~」と今さらながらに体内時計が修正されます(笑)。
たまには、「新しい季節」を感じながら歩くのも、いいですよ~。
- これぞまさに時空が歪んでいる…! [↩]