本日、何気なくSNSをサーフィンしていると、「プラントハンター」の西畠清順さんがTBSラジオの「安住紳一郎の日曜天国」に出演するとのこと。
ちょうど午前中は予定が入っていなかったので、ゆっくり、リアルタイムで拝聴できました!
今回はその内容を、ざっくりと記録しておきます[*01]。
プラントハンターも驚いたスゴイ植物
『プラントハンターも驚いたスゴイ植物』というテーマに沿って3つの植物を清順さんが紹介してくれます。
アルガンツリー
女性に人気の「アルガンオイル」。職場の女性も話題にしていたことから、おおもとの植物はどんなものなのかを調べたところ、それが面白い植物だったそう。
その名も「アルガンツリー」。モロッコに自生する植物で、清順さんの著書、そらみみ植物園にはこうあります。
ちなみに、地元のベルベル人の女性がその種を拾い、手で搾るオイルこそ、ヨーロッパでスローフード大賞を受賞し、健康食品や化粧品として近年世界的に注目を浴びている最高級オイル、アルガンオイルだ。
引用元:そらみみ植物園
そんなアルガンツリー。なんとヤギが登る!
オリーブよりも大きい実が付き、先端が尖る。色は黄色で固く、その実から「アルガンオイル」が採れるのですが、スペイン政府が栽培に失敗。そこで清順さんが日本でアルガンオイルが採れたら…と試験栽培中なのだそうです。
現在、自生地であるモロッコでは、アルガンツリーの木材としての利用や、農地にするために伐採。砂漠化なども進行し、土壌が消失。危機的な状況にあるとのこと(参照:アルガンオイル)。
チャメロプス・フミリス
安住アナが「中南米のボクサーみたい」と突っ込みを入れた「チャメロプス・フミリス」。愛称は「チャメ」。
清順さんのもとには「水やりの要らない庭を!」「手入れの少ないガーデニングを!」と複雑な要望を受けることが多々あるようで、その際には「チャメだな。」と導入する植物なのだそうです(笑)。
ヤシの木で、彫刻のような形をし、葉はシュロのよう。個性的な葉を持つことからアントニオガウディは、この植物をモチーフにした建築物を建てたのだとか。
いま、この植物の流通を強化している清順さん。ガウディの「人間は想像しない、発見する」という言葉に共感し、ガウディの処女作である建築物の庭のコーディネートも依頼されているのだそうです。
センチュリープラント
「世紀の樹」と呼ばれるメキシコなどに自生する巨大な多肉植物。なぜ「センチュリープラント」と呼ばれるのかというと「100年に一度しか花が咲かない」から。
その花がなんと、日本では清順さんのプロデュースする「代々木ビレッジ」で開花したのです。
イタリアで「そろそろ産みたそうな顔してんな」と見つけ、植えてみたらホントに咲いたので嬉しかったそう。代々木ビレッジは8年間限定のプロジェクトで、今年で5年目。
現在は花が終わり、実になっているそうです。
9月は銀座で清順さんツアーをば…。
ちなみに9月は清順さんのイベントが、銀座で盛りだくさん!
ウルトラ植物博覧会2016 西畠清順と愉快な植物たち
ひとつめはコレ。
9月25日(日)までの開催なので、会期はあと少し…。
プラントハンター西畠清順 世界の植物文様展
もうひとつはコレ。
植物の文様って、ホントキレイ。特に日本人は「斑」とか大好きです。そして僕も大好き(笑)。早く行きたい。
期間は9月14日(水)〜 9月19日(祝・月)とちょっと短め。忘れずにスケジュールに記入しておこうっと!
そして僕は「ひとり銀座ツアー」
こうして、夏の暑さがひと段落すると植物イベントが大挙して押し寄せてきます…(笑)。ただいまどれに行こうか、精査するのが大変な状況。8月は遊びすぎてお金もないし…(;’∀’)。
開催期間が被っていることだし、清順さんのイベントは連休中にひとりツアーでも組んで出かけてきます…か…(笑)。
- TBSのラジオクラウド。今回は清順さん登場のコーナーではないみたいです…。ってか、TBSのポッドキャストが終了してから、このサービス、1回も使ってないんですけど… [↩]