神代植物公園へ。カカオの木まで大行進!

チョコを食べながらふと、カカオの木が見たくなりました。そして、神代植物公園へ行こう、しかもゴールデンウィークに…。という記事を前回書きました。

カカオの木をみてみたい!

大混雑!!ゴールデンウィークに神代植物公園へ

経緯詳細については、前回の記事をご覧ください。

案の定、すごい混みようでした…。

神代植物公園へは初めて行ったのですが、かなり広い。もともとこの場所は、神代大緑地という「帝都に神代ながらの森を造る」という東京府の計画敷地(参考:さんぽみち総合研究所-井の頭深大寺コース)。なるほど、広い理由も壮大です。カカオの生える温室まで、徒歩30分以上かかりましたヨ(寄り道・回り道を含む)。

ジャングルを這いまわる働きアリ

温室の中はまるでジャングル

それに加え、温室の中を歩く人、人、人…。さすが、ゴールデンウィーク。ジャングルを這い回る働きアリみたいに、同じ方向をキョロキョロしながら進んでいきます。

そしてようやく、カカオの木を発見しました。

これがカカオか…。あら?意外と貧弱…(笑)。

カカオの実が生える場所

カカオの木をしばらく観察していると、僕はあることに気がつきます。通過する人みな口々に、「あっ、カカオ!」と発するのです。それも、木ではなく実を見つけて。カカオの実は、さまざまな媒体に描かれているので、知名度が高いのかも。

そして、二言目には「見て!変なところから生えてるよ!」と、その実のついている場所に驚くのです。

Wikipediaには、

果実は約6か月で熟し、長さ15 – 30センチメートル、直径8 – 10センチメートルで幹から直接ぶら下がる幹生果で、カカオポッドと呼ばれる。

引用元:カカオ – Wikipedia

とあり、温室内にもこのような看板が下げられていました。

葉は枝に茂るが、花(実)は幹につく」とあります。

確かに異様。それがかえって、実が飾り物の様に見えてしまう。でも、これがカカオの最大なる特徴。何だか見れば見るほど不思議です…。

実物を見ると増える疑問

さらに、ココアの実をじっくりと観察します。

おおっ!チョコレートのパッケージに描かれているもの、そのもの!

実の色は青から黄、それと真っ黒なものがありました。

収穫するのは何色の実なのでしょう。

産地では収穫後、この実を小刀で割り、中の果肉と種を発酵させるそうです。

  • 皮は固いのか?
  • それとも、刃物でスパっと切れるくらい柔らかいのか?
  • やっぱり、カカオの実を触ってみたい…。
  • 割って中を確認したい…!
  • カカオの実(カカオポッド)はどこで手に入るのか…。
  • また、触れられる植物園はあるのか。

実物のカカオを見て、昇華するはずの欲求と疑問が増してしまいました

それはともかく、神代植物公園。混んではいましたが楽しめました。カカオを見られただけでも満足ですが、他にもたくさんの発見があり…。

いずれ、このブログに記録します。

この記事を書いた人

mokutaro

植物好きが高じ鉢物業界に飛び込んだアラサー男子。群馬県に移住し、毎日、食べ(られ)ない嗜好性の強い植物とまみれています。 園芸を考えるブログ「ボタニカログ」を運営中。