読んでデジャブ…。「Casa BRUTUS特別編集 植物と暮らすスタイルブック」

こんな本を買いました!

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Casa BRUTUS特別編集 植物と暮らすスタイルブック

さっそく読み進めると、あれ?読めば読むほど、強烈なデジャブ感…。このページも、あのページも、どこかで読んだ気がするのです…。

2014年4月号「カーサブルータス」の増補版…

気になって、昨年の同じころに購入したカーサブルータスを開いてみる…。

するとそこには、ほとんど内容の同じページがいくつもいくつも…。

ハッと思い、改めて今回発売の「植物と暮らすスタイルブック」の見開きをみると、

※本書は『カーサ ブルータス』2014年4月号「植物と暮らす完全マニュアル」に掲載された記事を再編集し、新たに記事を加えた増補版です

引用元:Casa BRUTUS特別編集 植物と暮らすスタイルブック (マガジンハウスムック CASA BRUTUS)

とありました。

「わぁ、新しいカーサの新しい植物特集が出たんだ!」と勢いそのままにAmazonの購入ボタンをクリックした僕…。すでに昨年「完全マニュアル」のほうを購入している方は、ひと呼吸置いた方が無難かも…(笑)[*01]。

「特別編集 植物と暮らすスタイルブック」の内容

とはいえ、「増補版」とあるとおり、「完全マニュアル」にあった内容に加えて多少は内容が増えています。おおまかに増えた内容を挙げると、

  • 巻頭には、東京と関西の最先端を行く「ボタニカルSHOP」が紹介されています。
    どれもかなりオシャレ。数年前に、モンステラが流行ったころとはまた違ったラインナップ。読むだけでも勉強になる。
  • 川崎の植物ショップ「SOLSO FARM」、斎藤太一さんの特集。
    SOLSO」の名前はよく聞くのですが、斉藤さんの活躍ぶりはこの本を読んで、はじめて知りました。それはもう、幅広く、多様[*02]。
  • 叢(くさむら)という植物屋さんの紹介。すでに各メディアで取り上げられているので、知っている方も多いはず。奇妙な形をした「いい顔している」植物を取り扱う広島のお店と、店主・小田康平さんについて。
  • あとは大阪に新しくオープン[*03]した「the FARM UNIVERSAL」というショップの紹介も気になりました。某大手園芸社のいわば「買える植物園」なのだとか。行きてぇ。

と、「完全マニュアル」よりはヴァージョンアップしています!

一瞬、園芸本かと見まがうほど濃い内容[*04]。「植物と暮らす」というタイトルそのままに、「ボタニカルライフ」の美味しいところを垣間見ることができて、ワクワクします。新生活をはじめられた方にはオススメかもしれません。

また、前号を買っていない!という方についても、こちらの「特別編集」の購入が断然よろしいかと…。

読めば膨らむ「植物と暮らす」妄想…

そんなことを書いている僕は結局、読んだことある記事をまた最初から最後まで読んでしまう…。しかも興奮気味に…(笑)。

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やっぱり、植物と暮らすというライフスタイルはカッコいい。そして、それにのめり込んで暮らしている生活に憧れてしまう。いいなぁ、広い庭にガラス張りの温室。朝の光と共に庭に出て、土を弄って、犬が駆け寄って…。この本を読むと妄想が広がって眠れなくなる…。

  1. マガジンハウスのホームページにも、上記の引用文のような文章は書かれていません。「特別編集」というタイトルから「増補版」であることを読み取らなければならないのでしょうか []
  2. 神奈川県民であるのにも関わらず、まだ「SOLSO FARM」に行けていません。今年こそは! []
  3. 2015年4月4日 []
  4. 園芸本の定義はたぶん、植物の育て方が書いてあるか、ないかによると僕は思う。 []

この記事を書いた人

mokutaro

植物好きが高じ鉢物業界に飛び込んだアラサー男子。群馬県に移住し、毎日、食べ(られ)ない嗜好性の強い植物とまみれています。 園芸を考えるブログ「ボタニカログ」を運営中。