ヨモギじゃないよ!また、有毒植物に出会ったんだけど。

仕事で非常に疲れた日。予定をこじ開けて、県立秦野戸川公園に行ってきました。散歩がてら、運動がてら、気分転換がてら…。

ヨモギに似ている黄色い花の正体は?

日が陰る頃合いの、良い時間帯。落ち着きます。

足元に黄色い花…。

ふと足元を見ると、黄色く小さな花が揺れていました。

この日は「日本の野草・雑草」を持っていなかったので、写真だけ撮る。葉がどことなく「ヨモギ」に似ています。なので、キク科の植物かと思っていました。

正体は「クサノオウ」

帰宅後、調べてみる。どうやらケシ科の「クサノオウ」という植物のようです。さらに調べてみると…。

全草に約21種のアルカロイド成分を含み、その多くが人間にとって有毒である。本種を特徴づける黄色い乳液などはその最たるものであるが、古くから薬用に供されており毒性が知れわたっていたからか、誤食による中毒事故は少ない。なお、誤食すると皮膚同様に消化器内の粘膜がただれ、時には死に至ることとなる。

引用元:クサノオウ – Wikipedia

また有毒植物。このごろ毒好いてる(笑)。しかも、以前の「キツネノボタン」よりもはっきりと「死に至る」と書いてあります。

また、葉や茎を切ると、黄色い有毒物質を含んだ乳液を出すのだそう。

この花の色も、その影響なのかと勘ぐってしまいます…。

毛の生えたタマは何だろう??

それに、この毛むくじゃらのタマは何?

花芽か何かでしょうか。何だか卑猥(卑猥だと思うお前が卑猥だという意見が聞こえてきそうですが…)。

とにもかくにも、有毒植物は結構身近にあるのですね。ヨモギではなく、有毒の「クサノオウ」。危ない、危ない。ヨモギかと思って食べてしまう人がいるのもよく分かります…。誤食はこうして起こるのですね。

黄色い花の「クサノオウ」。毛むくじゃらなタマの生える「クサノオウ」。しっかりと覚えました。

この記事を書いた人

mokutaro

植物好きが高じ鉢物業界に飛び込んだアラサー男子。群馬県に移住し、毎日、食べ(られ)ない嗜好性の強い植物とまみれています。 園芸を考えるブログ「ボタニカログ」を運営中。