2018年の「サボテンフェア」に引き続き、「第3回春日井名物グルメ王座決定戦」のレポートです。
このイベントは2016年から開催されている、春日井市の名物料理を思いっきり堪能できるグルメイベント。
僕は初開催の年にたまたま参加し、愛知県に住んでいるワケでもないのに、春日井の料理店に詳しくなってしまいました(笑)。
春日井商工会議所青年部が主管として名を連ねていますが、会場は盛況で、町のPRから商店の知名度アップ化など、あらゆる面で成功している取り組みだと感じます。
『第3回春日井名物グルメ王座決定戦』へ行ってきた!
チケットの利用が便利になった
で、本題。
今年の開催概要はこんな感じです。
今年は以前に参加した時よりも出店数が増え、チケットの価格帯も利用するには便利になっていました。
以前は1000円で2枚綴りのチケットとなっており、3品の料理を食べたい!というときに1枚余ってしまうのです…。
が、今回は1000円で10枚綴り。
単純に計算すれば1枚100円です。
それそれのブースに提示されている金額と合わせてチケットを切り、料理と交換するというシステムで、100円からのチケット交換も可能[*01]。
なので、食べたい分だけ、いろんなお店の料理を堪能できるのです!
そうなれば、食べまわるしかありません。
毎回外さない「インドネパール料理マヤ」さんのナン料理
まず行ったのは、ここ。
「インドネパール料理マヤ」さんのブース。
前回食べた「サボテンチーズナンカレーセット」が超絶気に入り、今年も出てるだろう!と期待してやってきました。
が、今年は「春日井ハニーチーズナン」。
はちみつなの?チーズなの?ナンなの?いったいナ~ンなの????ということで、恐る恐る購入。
これが超絶美味しいのです!
糸を引くくらいのチーズと、ナンに染み込んだはちみつが、絶妙にマッチ。
そのうえ、思いのほかボリュームたっぷり。
結果、ホテルに戻った時にも食べようともう1枚買ってしまうのです…💦。
ホテルで食べてわかったことですが、冷めても美味しい!
ドはまりしてしまいました(笑)。
いつかまた、春日井に行ったとき、ぜひともお店にも足を運んでみたい!
こってりジューシー。「結い回~る。」さんの唐揚げ
次に買ったのは、これ。
「結い回~る。」さんという沖縄料理の居酒屋さん。
ここでは唐揚げを販売。
唐揚げを出品するお店は他にもあったのですが、なぜかこのお店にたどり着き…。
実際に食べてみると、美味しい。
唐揚げとマヨネーズがうまい具合に絡み合い、こってりとした肉のうまみが染み出す。
やっぱりこのジューシーさを満喫するには程よく冷えたビールが飲みたい!
テントの中で調理している方も気さくな人で、ここの実店舗も行ってみたくなりました。
春日井に来たならサボテンを食べるべし→「サボマ」!!
そして極めつけはコレ。
その名も「サボマ」。
ネギと鶏もも(マグロも)を挟んだ焼き鳥を一般には「ねぎま」と呼びますが、こちらは「サボテン」と「豚肉」の串となっています。
こちらは春日井商工会さんのブースにて購入[*02]。
サボテンの食材を「ノパル」と言いますが、このノパルはステーキとして食べると美味しいと、かねてからの評判。
実際に食してみると、噂は本当でした!
豚肉との相性は絶妙で、ネギのような刺激的なクセはあまりありません。
だからとって無味という訳ではなく、ほんのりとサボテン由来の味が、程よく焦げた味覚とともに口に広がります。
またひとつ、サボテン(ノパル)の食べ方を知ることができました!
反省点と感想と結果と…
反省点
さて、今回思ったこと。
せっかくグルメイベントに来たのだから、思いっきり堪能しよう!と食券を数千円分買い、あちこちのお店を回りました。
が、どのお店も案外ボリュームが多く、後半は食べるのに精一杯。
一部のお店ではパンを売るなど、テイクアウトも可能でしたが、後先考えずに券を買ってしまった手前、会場で食べきることに力を注がずにはいられませんでした…。
次回は自分のお腹と、お財布と相談し、食べられる分だけ随時購入しようと反省です…。
感想
街の飲食店とタッグを組んで、こんなにも大きなグルメイベントを開催できること、前提としてそこからがもう羨ましい…!
市内に在住する住民をはじめ、春日井市に縁のある人たちが、グルメ決定戦を通して市の特産に触れることができる。
そして商業を盛り上げることができる!
商工会議所の青年部が主管ともあり、やはり若い人が率先してイベントを盛り上げている印象を受けました。
近年、商店街のシャッター化が進み、若者は利便性の高い都市部へと移り住む。
結果、ますます商工業は廃れ、加速度的に過疎化が進む…。
この悪循環に陥っている地方は少なくありません。
ところが、いままさに発展しようとしている地域は、総じて若者の力が強い。
年長者と若い世代の意見がうまい具合に足りない部分を補完しあい、どちらも街づくりの中核を担っているのです。
この会場では若い人たちが互いに奮闘しあいながら、切磋琢磨している姿を目にしました。
同じ「若者」と呼ばれる僕には、その姿が非常に励まされた気がします。
結果
そんな回を重ねるごとに面白くなる「春日井グルメ王座決定戦」。
1,000円の食券に1枚の投票券が付いて来るのですが、僕も3枚ほど投票しましたよ(笑)。
さて、その結果は…。
- グランプリ
メニュー名:『ドラコンラーメン』 店名:『まぜそば小島屋』 - 準グランプリ
メニュー名:『春日井ハニーチーズナン』 店名:『インドネパール料理 マヤ』 - 特別賞
メニュー名:『春日井パフェ』
店名:『桜珈琲グループ』
とのこと。
食べた「春日井ハニーチーズナン」が、なんと準グランプリに!
関係者でもなんでもありませんが、素直に嬉しい!(笑)。
わいわい食べて、バクバク食べよう!
こんな感じで、どこがグランプリに輝くのか、予想しながら食べるのも楽しい。
僕は今回、「お連れ様」と足を運んだのですが、彼女の評価と僕の評価が分かれるという場面が多々ありました(笑)。
行列がたくさんできているから、グランプリ候補…というわけでもなさそうですし…。
友人や家族とわいわい食べることができるのも、このテのイベントの醍醐味なのです。
そんなこんなで、是非ともまた参加したいイベントです!
そういえば次回はお腹と財布と相談…なんて書きましたが、会場に着いたらドカドカ買って、バクバク食べてしまうのでしょう…。
そのくらい会場は活気あるお店の熱気に包まれ、冷静な判断ができなくなります(笑)。
2019年は是非、あなたも足を運んでみては?