自慢ではないけれど(自慢することでは決してないけれど)、僕はチランジア栽培が下手です。
これまで幾度も挑戦してきましたが、そのたびに枯らしてしまう。単に水遣りを忘れてばかりいるのだろうと言われれば、反論する余地はありませんが、逆に言えば水遣りの頻度さえも分かりません。少し言い訳がましいですね…。
2010年、出会いは突然に…。
さて。話は長くなりますが、ここで僕とチランジアの物語を。
2010年のこと。何気なくダイソーに行くと、園芸コーナーにずらりと並んだ不思議な個体が…。袋には「エアープランツ」の文字が…。これはもしや、チランジア!?東京の販売店などで買えば、ダイソーで買うよりも数倍~数十倍の値段はするもの。それが、百円で買えるのなら…とウキウキしながら買ったのです。
当時は、穴の空いたビニル袋に包装され、いかにも「商品」という売られ方で違和感を持ったのを覚えています。
栽培方法はネット上にあるとおり、気付いたらスプレーで水遣りをし、月に数回は水に沈めます。
ところが買って数か月経つと、色が変色してきました。そしてついにはカサッカサに枯れてしまう…。温度?病気?日照?原因が分からないのが非常に不快。
ネットで情報を集めてみると、おおよそ以下の意見が。
- そもそもダイソーのチラは、暗い店舗に置いてあるから、株が弱っているんだよ
- 袋に入れてあるので、水遣りができていないのでは?
- 店員に知識がないお店では、腐ってるやつが平然と売られてる…。
- 値段が値段なので怪しいよね。私だったら買わないけど…。
などなど。ダイソーのチランジアはこのように酷評されていました。が、当時買ったチランジアを、今では花を咲かせるまでに育てたブロガーもいるわけで…。要するに、品定めのできる「目」と「腕」が必要なようです。
やがて僕は君と距離を置いた
その後、ウスネオイデスなども栽培してみましたが、やっぱりうまく育たない。よって僕には「腕」がないことが完全に証明されたのです。もうやだよ。自分のこといやになっていくよホントに。
以来僕はチランジアを育てていません。というより、直視しないようにしてきました。多肉屋では目を閉じて歩き、ビッグバザールでは藤川さんの話を聞くだけ(笑)。
ところが、先日とうとう買ってしまったのです…。続きは長くなるのでまた後日。