【絶景】アロエの花が咲く斜面!『南伊豆アロエセンター』へ行ってきました!

クリスマス前後のこの季節、関東近県では、ある花が見ごろなのです。

アロエと言えば!南伊豆アロエセンターへ

伊豆ではアロエが大量にみることができる!?

それはアロエ。

とくに伊豆半島では至る所にアロエが植えられ、あちこちで咲いている…。そんな情報を聞きつけ、実際に足を運んでみました。まず行ったのは「南伊豆アロエセンター」です。

こちらではアロエに関連する化粧品や食品などが販売され、ネット通販でも購入が可能です。

300種類ほどのアロエを一度でみられる!

今回は世界中のアロエが観賞できるとのことで、温室を見学

いちばんに驚いたのはやっぱり、アロエってこんなにたくさんあるの?ということ。

それもそのはず。この温室内には300種類ほどのアロエが展示されているそうです。どれも同じにみえてしまう僕は修行が足りない…(笑)。

温室内ではアロエに関する基礎知識も掲示され、アロエをよく知らない方でも楽しめます。

そもそも「アロエ」とは、南アフリカ、東南アフリカ、マダガスカルなど広く自生する植物です。およそ350~500種類あるとされ、葉が多肉化し、その葉を薬として使うこともあります

ヨーグルトに入るのは「アロエベラ」

日本で薬として使われるポピュラーなのは「アロエベラ」。葉が肉厚で、葉肉が多く採れるためヨーグルトなどに入るのは大抵「アロエベラ」の葉です。

医者いらずの「キダチアロエ」

南伊豆アロエセンターの商品で使われるのは「キダチアロエ」という種類。こちらも薬用として古くから使われる種類であり、「医者いらず」などと呼ばれてもいました。

キダチアロエはアロエベラよりも寒さに強く、霜の降りない地域では比較的容易に冬を越すことができ、関東近県の庭先でも花を咲かせた大株を観ることができます。関東地方の海辺を散策すると、わりと民家で目撃できたりします…(笑)。

ちょっと残念なこと

この温室、残念なのはアロエの名前が消失したり、そもそも掲げられていないこと。

確かに数多くの種類が植えられているのは分かるのですが、明確に名前が分かればもっと楽しめたはず。いまや誰もが手に入る植物より、希少な植物が好まれる時代です。アロエの大群から1株、自分の好きなアロエを見つけ、そこからマニアックな植物の世界に入り込んでいく人があるかもしれません。

とはいえ、だからこそ、名札がなくてもじっくり観察し、自らの知識で同定してみるのも楽しみのひとつでもあります。こんなにも数多くの、そして立派なアロエをいっぺんに観察できる場所は他に見たことがありません。

正直、アロエのイメージが大きく変わります。僕はこんなにもスタイリッシュなんだと感動を覚えましたよ(笑)。

施設周辺は日本じゃないみたい!

必見!!アロエの群生する斜面

そして南伊豆アロエセンターでいちばん驚いたのは、ここ。

温室の中からみた外側の景色なのですが、施設裏の斜面に多数のキダチアロエが多数植わっている…。施設の外側から見たら…。

もはや日本じゃないみたいな光景です。これを「インスタ映え」とか「SNS映え」と言わなかったら何になるのでしょう?普段、自撮りをしない僕でも思わず…。

興奮しっぱなしのセルフィーです(笑)。

斜面を登ってもいい景色!

ちなみにこのアロエの斜面。敷地の横に上へと昇る階段があり、そこからの景色も格好いい!

超絶穴場です。さらには施設後方の「アロエ畑」も感慨深いものがあります。アロエセンターの方によると、地元の方々によって栽培されているのだとか。

案外、「アロエの花」を知らない人も多いはず。植物好きなら一度は見ておきたい光景です。

伊豆にはアロエに関するスポットがいくつかあり、ここはそのうちのひとつにすぎません。次回もアロエスポットのお話を…(笑)。

この記事を書いた人

mokutaro

植物好きが高じ鉢物業界に飛び込んだアラサー男子。群馬県に移住し、毎日、食べ(られ)ない嗜好性の強い植物とまみれています。 園芸を考えるブログ「ボタニカログ」を運営中。