【イルミ】あしかがフラワーパークで開催中の「フラワーファンタジー~光と花の庭2017~」へ行ってきました!

もはや冬の風物詩と言える「イルミネーション」。寒いことが嫌いな僕は夏にもやればいいのに!って思うのですが、考えがちょっと変わりました…。

先日、あしかがフラワーパークで開催中の「フラワーファンタジー~光と花の庭2017~」へ行ってきたのです。

あしかがフラワーパークのイルミネーションを観てきました!

電球数はおよそ400万球!

園内で使用されるイルミネーションの数はおよそ400万球。この数がどれくらい凄いかと言えば、地方で行われる中規模なイルミネーションでも、だいたい20万球くらい。我が地元、神奈川県西部を代表する(免許を取ったら必ずいくデートスポット)宮ケ瀬のイルミネーションでも61万球[*01]。桁が違いすぎる

それゆえ「第4回全国イルミネーションアワード」2016年イルミネーション部門では全国第1位を獲得したのだとか。群馬県に越してきてから「イルミ観に行くなら足利のイルミネーションかな?あと榛名のイルミネーションも良いよ、寒いけど(笑)」と口々に言うのです。先述の通り寒いのはイヤなので、足利まで足を運んだのです…。

開催概要

開催期間 2017年10月21日(土) ~ 2018年2月4日(日)
点灯時間 16:30~21:00 (土日祝は21:30まで)
入園料金 大人900円 子供500円
休園日 12月31日(日)
ウェブサイト 光の花の庭 Flower Fantasy 2017-2018 | あしかがフラワーパーク 【 公式サイト 】

雨が降ったら行かないほうが良い

まずは強く感じたこと。

当日、足利市は雨。きっと空いているだろうタカをくくっていましたが、会場はかなりの混雑。園内をまわって気が付いたのですが、傘を持ちながらのイルミネーションは注意が必要です。とくにあしかがフラワーパークの場合は…。

なぜなら、周囲の木々が傘に当たるし「藤の花」に見立てた、ぶら下がる電球が容赦なく傘に巻き付く(笑)

もちろん、狭い散策路を歩くときには他の見物客にも気を使わなければなりません。雨でなければ、どれだけ楽しめたことか…。これから行かれる方は、もし雨か雪が降っていたなら、別の日に延期したほうが良いかもしれません(^-^;

ブースごとでテーマに沿った演出

さて本題。

会場はいくつかのブースごとに分かれ、それぞれにテーマがあります。たとえば「きばな藤のトンネル」であれば、黄色のイルミネーションが施され、まさに藤の花を連想させる演出が。

夏には子供の遊び場だったブースも、

こんな風に様変わり。

それもそのはず。夏頃にも1度遊びに来たのですが、その頃からイルミネーションの準備に汗を流す職人さんの姿が見られました。黄花の藤のトンネルには夏でも雪の結晶を連想させるパネルも取り付けられていたり…。

ただでさえ広い会場に、数多くの小さな電球を巡らせて、たくさんの観光客に楽しんでもらう。一朝一夕につくられたイルミネーションではなく、多大な人の手によって完成させられたイベントであると感じます。

行方不明の白ココアに会える!

それから、夏場は冷房の効いた休憩所だったこの場所。

今回は「スノーハウス」となり、なかでは暖炉の火で温まることが出きます。夏場にはなかった軽食も販売しているので、ゆっくりとした時間を過ごせます。

そうそう。一時期流行した「白ココア」も売られています。いまや白ココアの粉は市販されておらず、その優しい甘さに心も体もホカホカできますよ!

充実の園芸コーナーを巡る

目立つのはクリスマス前のラインアップ

と、こんな感じで会場内を回りましたが、やっぱりいちばん楽しめたのはココ。お土産コーナーです。大きく取り上げられていたのは色とりどりのシクラメンとポインセチア(とちょっとのベゴニア)。クリスマス前の定番植物たちです。

なかでもシクラメンは豊富でまだあまり出回ることのないサントリーさんの「CCYT」や、

少しずつファンの増えている「原種シクラメン」も。

植物園とは思えない品揃え

その他、サボテン・多肉植物や、コーデックス類が豊富にあったりと、僕が知る植物園の中ではいちばん先進的なラインナップ

ちなみにお土産コーナーだけは、入場券なしでも入れるので、もはや植物園付属の園芸店。お土産屋さんの域を出ています。冗談抜きでイルミネーションを回る時間と同じくらい、園芸コーナーをぶらぶらしていました(笑)

[aside type=”warning”]訂正
2017年10月21日(土)~2018年2月4日(日)の期間、昼の部・夜の部入替制のため、15:00以降はショッピングエリアより有料となります。[/aside]

季節ごとに全く違う世界を楽しめる

そんなこんなであっという間に3時間超が経過。一般の来場者よりも長く滞在していたかもしれません…(笑)。

藤の花が最盛期の頃や夏場とは全く違った世界を体験できるあしかがフラワーパークのイルミネーション。雨が降っていなければデートに最適!雨が降っていても無料で傘を借りれるのでとりあえずは安心です…(笑)。

イルミネーションの開催期間は2017年2月4日まで。次は「藤の花」を観に行きたい!

  1. ちなみに神奈川県のお隣、御殿場の「時之栖」でのイルミネーションは550万球 []

この記事を書いた人

mokutaro

植物好きが高じ鉢物業界に飛び込んだアラサー男子。群馬県に移住し、毎日、食べ(られ)ない嗜好性の強い植物とまみれています。 園芸を考えるブログ「ボタニカログ」を運営中。