2017年2月~4月までの植物イベントを書き出してみた。今年の春はいろいろとヤバい…!

2017年の春に開催される植物イベントをメモっていると、或ることに気が付きます。これはヤバい、と…。

特にヤバいのは4月。個人的に「これは逃せない!」と思う歴史的なイベントが2つあります。とりあえず、ひとつひとつ書き出してみますか。

【2月の植物イベント】

第15回クリスマスローズの世界展

池袋サンシャインシティで開催される、クリスマスローズの代表的な展示会。展示だけではなく、各生産者さんの優良株も購入出来るなど、クリスマスローズの魅力にどっぷりハマれるイベント。

今日から開催。僕も昨年はじめて参加。クリスマスローズとは何たるか、分かりやすい説明などもあり、初心者にも◎。

開催日:2017年2月17日(金)~19日(日)
会場: 東京・池袋 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル4階 展示ホールA
詳細情報:第15回クリスマスローズの世界展

【3月の植物イベント】

春のサボテン・多肉植物ビッグバザール

多肉植物やサボテンの愛好者なら是非とも足を運びたい、もはや定番のイベント。つい先日もテレビで一瞬取り上げられていました。

季節によって並ぶ植物の顔が変わり、年4回すべての開催回に「出席」するツワモノも多数(笑)。いまだサボタニ人気は衰えていないようです…(;’∀’)。

開催日:2017年3月12日(日)
会場:五反田TOCビル
詳細情報:国際多肉植物協会(I.S.I.J.)

モスの日

3月12日(日)と13日(月)にモスバーガーで買い物をすると、植物のタネを貰える毎年恒例のイベント。今年は「ミニトマトのタネ」を貰えるそうです。

なかには「モスの日」のイベントを実施していない店舗もあります。詳しくは、公式ウェブサイトなどから確認を。

実 施 日:2017年 3 月 12 日(日)、13 日(月)
対 象:モスグループ店舗を期間中にご利用されたお客さま(各店先着計 100~500 名様)
プレゼント数や配布方法は、各店舗により異なります。
実施店舗:国内のモスバーガー店舗(モスカフェ、モスクラシックを含む)および、一部の グループ店舗
詳細情報:モスバーガー公式サイト

第33回全国都市緑化よこはまフェア

僕は神奈川県民です。神奈川県民が拝聴するラジオといえば「FM横浜」。昨年から繰り返し告知されているのがこの「全国都市緑化フェア」。いや「ガーデンネックレス横浜」と言い換えたほうがピンとくるかもしれません。実はこれ、毎年、日本のどこかで開催されている事業です。

約3か月間にわたる開催期間中に、横浜市の名所が花や緑で彩られます。ほかにも関連イベントも充実し、見どころがたくさん。僕もどこかで足を運びたいイベントのひとつです。都心からもアクセス良好。神奈川県民以外も思い出づくりに楽しめそうです。

開催日:2017年3月25日(土)~6月4日(日)
会場: 横浜市の各地
詳細情報:第33回 全国都市緑化よこはまフェア

【4月の植物イベント】

第27回2017日本フラワー&ガーデンショウ

これがひとつめの「ヤバいイベント」。昨年(2016年)より会場を千葉・幕張から横浜に移動。さらに同期間に開催される「全国都市緑化よこはまフェア」と連携するのだとか。公式ウェブサイトには気合の入った文言が並びます。

 本ショウは2017年で27回を数え、通算125万人を超える来場者を誇る日本最大級の総合園芸パブリックショウです。2016年より横浜(パシフィコ横浜)に開催地を移し、前年比118%・59,000人の来場者を記録しました。2017年は同じくパシフィコ横浜で、約10,000平米(面積50%増)に規模を拡大して開催します。
横浜市では同時期に「全国都市緑化よこはまフェア」が開催されます。本ショウも横浜市と連携して、入場者目標80,000人を目標に、前回大好評をいただいた体験型イベントをさらに拡充すると共に、新しい企画も多数企画しています。

引用元: 日本フラワー&ガーデンショウ | 公益社団法人 日本家庭園芸普及協会

期待せずにはいられません。

このイベントで僕が特にオススメするのは、やっぱりショッピング。普段では考えられないくらい安い値段で、園芸グッズや植物が売られています。さらに分野を問わず、園芸に関するさまざまな企業がブースを出すため、幅広く情報を得られるのもポイントです。

開催日:2017年4月1日(土)~4月3日(月) 10:00~17:00(最終日は16:00まで)
会場:パシフィコ横浜展示ホールC,D
詳細情報:日本フラワー&ガーデンショウ | 公益社団法人 日本家庭園芸普及協会

春日井サボテンフェア2017

上記「日本フラワー&ガーデンショウ」と日付がダダかぶりなのですが、愛知県春日井市で開催される「春日井サボテンフェア」にも注目したい。

春日井市はサボテンの生産地として名高く、イベントでは良質で多様なサボテンを数多く販売しています。僕も昨年、泊りがけで行きました。

同じ会場で「春日井グルメ王座決定戦」も開催されているので、植欲だけでなく食欲も満たされます(笑)。

時期が合えば桜の見ごろも迎え、花見も楽しめますよ!

開催日:2017年4月1日(土)~4月2日(日)
会場:愛知県春日井市落合公園
詳細情報:サボテンフェア2017 – 春日井さぼてん ラボ&ショップ こだわり商店

フラワードリーム in 東京ビッグサイト2017

このイベント、僕はまだ参加したことがありません。一部サイトには「日本最大級の花の祭典」だとも。

一般社団法人JFTD主催の「フラワードリーム」は2009年から、“花の持つ魅力や花文化の醸成”をテーマとして、毎年1回開催しております。

(中略)

「フラワードリーム」の中でも、毎年多くのお客様が最も楽しみになさっているメインイベントのひとつが、日本一のフローリストを決定するフラワーデザイン競技会の最高峰「ジャパンカップ」。毎年、日本のトップクラスのフローリストたちが熱い戦いを繰り広げます。そして、ステージ上での様々なイベントのみならず、会場内では花の展示・花にまつわるブース出展など多種多様な花の魅力をご紹介しております。

引用元: フラワードリーム|一般社団法人JFTD(花キューピット)

調べれば調べるほど、気になるイベントです。

開催日:4月22日(土)13:00~19:00 4月23日(日)10:00~18:00
会場:東京ビッグサイト(東京国際展示場) 東2・3ホール
詳細情報:フラワードリーム2017 in 東京ビッグサイト・東日本大震災復興応援イベント

花と緑のマルシェat Tomika

個人的に気になっているイベントです。Facebookのタイムラインをみていると、ゆったりとした時間を過ごせるイベントなのかな?と…。

細かな開催案内など、まだ発信できていないようですが、今後の発表に注目です。

開催日:2017年4月23日(日)
会場:富岡市の富岡倉庫、おかって市場
詳細情報:花と緑のマルシェ at Tomioka

第8回世界盆栽大会inさいたま「日本の盆栽水石至宝展」

ヤバいイベント、2つめはコレ。どう考えてもヤバいです。公式サイトにはこうあります。

本大会は、日本盆栽協会が「大宮盆栽村」を擁する埼玉県さいたま市(旧大宮市)で開催し、国内外から1200名を超す愛好家が集い、過去最大規模の盆栽大会として大きな成功を収めました。
その後、世界盆栽大会は4年ごとに開催される事が決定し、アメリカ、韓国、ドイツ、プエルトリコ、中国などに受け継がれ、2017年28年ぶりに日本で開催することとなったのです。

引用元: 第8回世界盆栽大会inさいたま

盆栽のオリンピックとでも言いましょうか?次に日本で開催されるのは遠い未来かもしれません。そして、今後の日本の園芸業界を展望するにしても盆栽の分野をスルーするワケにはいきません。農林水産省はこのイベントを契機にオリンピックも視野に入れて輸出強化を図っている[*01]し、鉢物の輸出額は近年微増[*02]しています。

今後の展開を踏まえ、ハイクオリティなウンチクを語るためにも、さいたまスーパーアリーナで行われる「日本の盆栽水石至宝展」は必見。盆栽の世界を俯瞰できる、またとないチャンスになるのでは?

開催日:2017年4月28日(金)~30日(日)
会場:【日本の盆栽水石至宝展】さいたまスーパーアリーナ
詳細情報:第8回世界盆栽大会inさいたま | 日本の盆栽水石至宝展

5月以降もいろいろとあります。だけど…。

お出かけ前には念のため、ご確認を。

ご注意いただきたいのは、開催要項や日付が変更となる可能性があります。お出かけ前には公式サイト等の情報を必ずご確認ください

4月~5月のイベント、不参加表明。

ここまでざっくりとイベントを書き出してみましたが、5月も「国際バラとガーデニングショウ(2017年5月12日~17日@メットライフドーム)」も行われ、春はやっぱり植物イベントが目白押しです。その他、自分で育てている植物の鉢替えなども行わなくてはいけないし…(笑)。意外とのんびりできませんよね。

ちなみに僕は転職のため、4月~5月のイベントはすべては行けない(行かない)覚悟を決めました。どうか、どうかこのブログをご覧の皆さん。僕の代わりに楽しんできていただきたい!そして、ブログでもFacebookでもTwitterでもinstagramでも、何でもいいです。僕に現場の状況をリポートしてきてください…!

僕はそれをまるで現地に赴いているかのように読み、官能小説を目にした男子中学生のように、脳ミソをフル回転させながら楽しみます…!よろしくお願いします(笑)。

  1. 参考:2017年2月1日「花卉園芸新聞」より []
  2. 参考:http://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/kaigai/pdf/130517-08.pdf#search=%27%E8%8A%B1%E5%8D%89+%E8%BC%B8%E5%87%BA+%E5%93%81%E7%9B%AE%27 []

この記事を書いた人

mokutaro

植物好きが高じ鉢物業界に飛び込んだアラサー男子。群馬県に移住し、毎日、食べ(られ)ない嗜好性の強い植物とまみれています。 園芸を考えるブログ「ボタニカログ」を運営中。