伊豆シャボテン公園へ行くもう一つの目的

伊豆シャボテン公園に行ったなら、やらなければならないことがある。それは…。サボテンを食べること。

サボテンカレーを食べてみた!

サボテンカレーとは何か

特に有名なのが、サボテングリーンカレー。いくつかのブログに、このカレーのことが書かれていました。

グリーンカレーの緑はサボテンの色素

一般的にグリーンカレーはスパイスによって緑になるものだが、こちらの緑はサボテンのものである。すでに常識をくつがえしている。でもグリーンカレーであることにはかわりないのでいいのだ。

これも全然いける。辛さはほとんどなく、ほんの少し酸味があるような気がする。そしてカレーだとそれが逆によい方向へ持っていってる。…計算しているのか。

食べていると、ようやくサボテンの味というものがわかってきた。そうなると、他のカレーとは違うんだぜという主張があることに気付く。サボテン風味のカレーはここでしか食べられないんだと悟った。

引用元:@nifty:デイリーポータルZ:伊豆シャボテン公園でサボテンを食べ倒す

他にも、

などの記事があり、絶対食べるのだと心に決めていました。

実際に注文してみる

そして5月4日…。家族連れ&カップルでいっぱいの「ギボン亭」へ。

男が一人、店の片隅のテーブルへ腰かける。寂しい、寂しすぎる。それと同時に、店員がメニューのオーダーを取りに来ます。このお店のシステムは、入り口で料理を頼むのではなく、着席後やってくる店員に注文するというもの。僕は、メニューも見ないで、

「サボテングリーンカレー、ひとつ」

と注文。店員は「かしこまりました」と、すぐさま席を離れます。その間、僕が放った「ひとつ」という声が心の中でリフレインする。

「ひとつ…ひとつ…ひとつ…」

そうこうしているうちに、サボテングリーンカレーが運ばれてきます。

色は何ともいえない。普段食べている、国民食的なカレーに慣れていると、一瞬戸惑うかもしれません。

もしかすると、食欲減退効果があるのかもしれませんね。が、かほりはカレーそのもの!

それでは実食!

「もう我慢できない!」
朝からあまり食べていないので、ヨダレが垂れる。もう、色なんて関係ない。すぐさま、スプーンですくって口へと運ぶ…。

うまい!

ルーは濃厚。味は甘くもないし、辛くもない。グリーンカレーと言っても、植物的なテイストは感じません。肉は分厚く、口いっぱいに旨味が広がる。この肉によって、その濃厚さがさらに際立っているのかも。

そして。お目当てのサボテンらしきものを食べてみる…。

なるほど。ゼリー状の食感にほんのり「らしさ」が残っている。けれど、カレーにコーティングされているので、本来の味はあまり残っていないかも。でも、かすかにそれは存在していて、まるで「ウォーリーを探せ」を口の中でやっているよう。「あっ、いた!!これじゃない?」みたいな(笑)。

結論。美味しかった。でも、サボテンの味を知りたかったので、そこはちょっと残念。

ということで、カレーを美味しくいただいた後、サボテン料理をもう一品注文。…と行きたかったのですが、思いのほか財布がスリムに。なので、メニューだけ撮影しました。

次回はどれにしよう。

お土産もある!

それと。売店でもサボテングリーンカレーが売っていましたよ。シャボテン公園のお土産に持って来いだと思います!

次はせひ、彼女と行きたい。…彼女いないけど。

この記事を書いた人

mokutaro

植物好きが高じ鉢物業界に飛び込んだアラサー男子。群馬県に移住し、毎日、食べ(られ)ない嗜好性の強い植物とまみれています。 園芸を考えるブログ「ボタニカログ」を運営中。