初夏の陽気のもと『Go Green Market』を散策する。植物いっぱいのイベントです!

なにも買ってくるんじゃないよ

そう家人に言われ、家を飛び出したものの、植物との出会いは一期一会。どの場所でどのように出会うかは誰もわかりません。

はじめての『Go Green Market』

この週末に行われている「Go Green Market」に行ってきました。Go Green Marketには初めての参加です。過去に開催された記録を見れば、出店者はもちろんのこと。参加者も心なしかオサレ(オシャレの別称)な人が多い

そのため僕も、できる限り服装に気を遣い(?)電車に乗り込みます。会場は「京王フローラルガーデン・アンジェ」。最寄り駅の京王多摩川駅を降りると、予想は的中。夏のコーディネートをバッチリ決め込んだ「ふぁっしょなぶる」な群衆がわんさか。

普段の僕はヨレヨレのシャツと、黄ばんで色落ちしたチノパン。周りを見渡せば、眩しいくらいの白いシャツに、麦わら帽子チックなハットがウヨウヨしています…。そんな場違い感を振り払い、いざ会場に入りました。

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初夏の過ごしやすい気候と、新緑の緑が美しい今日この頃。並ぶテントの下では元気の良い植物が僕のボルテージを高めてくれます

まずは何も買わずに、会場を一周します。この時点で思うことを挙げると、

  • 植物販売ブースが多い
  • 植物が安い
  • 軸としてあるのは「ナチュラルテイスト」?
  • 会場が案外狭い
  • 購入した荷物をどう持ち歩き、持ち帰るかを考えたい

ということ。感想がてら、ひとつひとつ記録していきます。

植物販売ブースが多い

さすが「グリーン」というイベント名だけあって、植物を販売するお店が多いです。来場される客も、植物目当ての方が多数なのだろうと感じます。

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僕もブログやFacebookで、各お店の情報をチェックしましたが、現地をまわった時には品数は1/3くらいしかありませんでした。商品の在庫が多い初日に、早くから入場するのがベストかもしれません。

出店しているブースのバリエーションも豊富で、多肉あり、ハーブあり、宿根草あり、ドライフラワーあり…。

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植物好きなら存分に楽しめるラインアップです。

植物が安い

ただいま、多肉植物ブーム、はたまた珍奇植物ブームの影響により、一部の植物が高騰しています。ネットショップや都心の専門店では、一昔前だったら398円くらいの植物を2,000円~5,000円で売ったりしています。

お店も入手困難な植物を仕入れるのに困窮していて、市場全体がどこか「植物不足」に喘いでいるように思います。

そんななかで、Go Green Market。市場の価格設定を傍目に、結構お安いのです…!しかも、どのお店も全体的に。

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例を挙げれば、一般的な「兜」は1,200円だったり、多様なチランジアが500円~1,000円。それも結構大きい。

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某インテリアショップだったら、最近流行りのゴツい鉢に植えて4,000円くらいの値札がつくようなアデニアさえも、1,200円。えっ、安くね?

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出かけの家人から受けた忠告を無視せざるを得ません。なぜなら、身体が全自動で財布を取り出し、全自動で支払いを済ませる。仕方がないことなのです。

軸としてあるのは「ナチュラルテイスト」?

また、それぞれ各ブースのセンスが良いことも書き加えておきます。基本的に「手作り感」のある雑貨で飾るお店が多いように思いました。

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先も挙げたように、最近ではゴツゴツとした鉢がトレンドのようですが、Go Green Marketでは、素焼き鉢など温もりの感じられる優しい鉢が主流。軸としてあるのは「ナチュラルテイスト」です

実は僕、ナチュラルテイストが割と好き。自然の素材を使った部屋には無秩序な「優しい空気感」が漂っていて、それがもたらす影響によって住む人の身も心も健康にさせる…。と、僕は考えています。

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この会場の「優しい」と思わせる要素にもきっと、自然素材から発せられる無秩序さがあるのでしょう。そんな「優しさ」をつい、自室に持ち買ってみたくなるのです…。

会場が案外狭い

会場を1周したあと、まだ回れていないお店があるのではないかと歩き回りましたが、ほぼ立ち寄っていました。結局、滞在時間2時間のうち、僕は4周していました…。つまり、会場が案外狭いのです

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そのため、混雑するとすれ違うのが大変なくらい通路に人が「詰まり」ます。歩道に商品を置いている店もあり、歩くのに苦労する場面も…。

逆に言えば、各ブースをじっくり堪能できるということでもあります。僕の場合は下見、値段比較、購入、買い忘れ確認のような形でめぐれました。

施設内には、旬の植栽も美しく花開いていたりするので、これらを楽しみながら散策できるのも良いところ。人ごみに疲れたら、少し外れた木陰で休むのも気持ち良く、癒されます。

購入した荷物をどう持ち歩き、持ち帰るかを考えたい

で、混雑しているということは、買った商品をどう持ち歩くかが問題になってきます。デリケートな植物は人ごみによって簡単に折れるのです…。

さらに、遠くからの参加、あるいは多くの荷物を持ち帰ろうとしているのか、どことなく、皆さんのバッグがでかい。[*01]。

大きな鉢も売っています
大きな鉢も売っています

また、両手いっぱいに植物の入ったビニル袋を提げた男性も多く見かけました。奥さんの買い物に付き合ったのかもしれません。

そう考えると、荷物の保護や予備のバッグ持参を頭に入れておくべき。僕の場合、小さなポーチで参加しましたが、幸いにもエコバッグを持参。強度に不安のあるビニル袋のまま持ち帰らなくて済みました。

もちろん、会場から荷物を宅配することも可能だそうです。その場合はお店の方に発送希望と伝え、本部にまで持参。着払いにて最終日に配送とのこと。

ちなみに以前、このブログに「植物の持ち帰り方」を記録したことがあります。気になる方は是非どうぞ。

植物×デート!?ふざけんな、羨ましい。

次回は秋にも開催!

そんなGo Green Marketは、なんだかんだと楽しかった。欲を言えばだれかと来たい。もっと欲を言えば、そうだねぇ…、アレだねぇ…。

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次回は秋にも開催されるとのことなので、そのときには良い人がいれば…!いいのになぁ…(´;ω;`)

  1. いや、これは流行なのかも?何度「anello」と書かれたがまぐち財布のようなカバンを見たことでしょう(笑 []

この記事を書いた人

mokutaro

植物好きが高じ鉢物業界に飛び込んだアラサー男子。群馬県に移住し、毎日、食べ(られ)ない嗜好性の強い植物とまみれています。 園芸を考えるブログ「ボタニカログ」を運営中。