2015年度の「入谷朝顔まつり」、最終日である7月8日[*01]。朝から行ってきました。
「入谷朝顔まつり」ってどんなお祭り?
はじめての参加だったので、どういったイベントなのかよく分かりませんでした。が、さすがはIT社会。ブログで予習できるのです。
ブログで予習
以下、大変参考になったブログです。
朝活と称して「朝顔まつり」に参加する
神奈川県民である僕は、仕事前に「朝活」と称して参加しようと、早朝5時30分ごろの始発で出発。現地に着いたのは8時前。鶯谷駅を降り、通勤に向かう人混みの中を縫うように歩く。
会場付近に到着後、ぱっと目の前をみると…。
さすがは東京都。会場はビルの谷間です。
開催期間中は朝の5時から夜の11時ごろまで行われているというのもビックリ。通勤客に交じって、すでにアサガオを物色する人、カメラを携える人、はたまた報道の人などがわんさか。
ただ、先に挙げたブログにも書かれていましたが、10時前なので、かなりゆっくりと巡ることができました。
下町情緒あふれる良い雰囲気
あらかじめ、アサガオを買おうと計画していましたが、どれにすればいいのやら。フラフラしていると、すぐに声をかけられます。
露店のオバちゃん「あっ!お兄ちゃん!この花みてよ!良い色してるでしょ。このなかでも元気なやつだよ!ほら!」
僕「あの奥の花も気になるんですが…」
オバ「あ~、アレは辞めておいたほうが良いよ。元気がないからね。あたしが選んだコレのほうがやっぱり良いよ~」
と、威勢のいいオバちゃん。確かに花は綺麗でも株は小さい。プロの目線でしっかりチョイスしてくれます。
他の露店では、「いぶし銀」なオヤジさんから
いぶし銀「兄ちゃん!ひとつどうよ!」
僕「そうですね…」
銀「ところで、彼女いるの?」
僕「いえ、いないんですよ(泣)」
銀「だったら買っていきなよ!話し相手になってくれっからさ!」
僕「そうなんですか!?」
銀「ったりめぇだよ!朝、仕事行く前に、水を遣りながら話しかけるんだよ!」
僕「ほう」
銀「んで、仕事から帰ってきてからまた水を遣りながら話しかける!するってえと、たま~に頷いてくれるんだよ!」
僕「本当に!?」
銀「コクって、花が落ちるんだよ!ってな!」
僕「あははは…。」
といった具合に、都会とは思えないほどフレンドリー。いい意味で、刺激的な朝となりました。
結局、とある露店のとあるオバちゃんから、あんどんになった4色1鉢のセットを購入[*02]。育て方から、置き場所まで、一通り伺って選んでいただきました。
チェックすべきポイント
他のブログにもいろいろと書かれていましたが、ポイントは
- 各店で協定が結ばれているようで、スタンダードな朝顔はどのお店も2,000円
- 配送料が900円
- 鉢はかなり大きいので、持ち帰ろうとすると苦労する。一鉢買うのであれば3,000円は用意しておくこと
買うならひと巡りしてから!
さらに「やっちまったな!」と思ったのは、露店の方から声をかけられても、まずは買わないこと。どんなに混んでいようが、気が弱かろうが、財布の紐がゆるかろうが、ひと巡りしてから購入を決めた方がいいです。
僕の場合、どのお店もあまり違いがないだろうと思いきや、最後の最後で「咲き分け朝顔」という純白・真青・まだら青などに咲く朝顔を発見。すでに別の朝顔を買ってしまっていたので、購入を見送りました…[*03]。
そういった場合、お店の並び順は例年と変わらないそうなので、お店の番号をチェックしてまた来年。しっかりメモをして、次回に臨みます。
アサガオを買いに行き、育てるって、オツだねぇ。
朝顔を育てるのは小学生のとき以来。家族からは「アサガオで2,000円!?」といわれ、職場の上司からは「ひとシーズンで終わる植物なのに、ねぇ」などと、何だかんだ嫌味を言われましたが…(笑)。
実際に届いて、花を観てみるとやっぱり乙。田舎民からするとカッコいいのです。しかも、「入谷の鬼子母神で買ったブランド品だよ」とニワカに自慢もできる。
「ってやんでぇい!そんじょそこらのアサガオじゃねぇ!」と、上記の方々を江戸訛りで喝破してやりたいところです。
ここ数日間の晴れ間で心なしか、購入したアサガオは、活き活きとしています。水遣りを忘れないよう、この夏はアサガオと一緒に過ごします!
えっ?彼女つくる目標はどうしたって?そこはアサガオの花言葉。はかない恋にこの夏を捧げるのも、良いではないですか。