ほぼ1ヶ月前のこと。夢の島熱帯植物館へ行ってきました。分かる人には分かる、あのイベントです。
いままで1度も行ったことがないうえに、自宅からは結構遠い。なかなか足を運べなかった理由はそこにあります。
ただし今回は、年末から行こうと決めていたので、強い意志をもって朝のドアを出ることができました。
そろそろ何をしに行ったのか書きましょう。そうです。国際多肉植物協会さんの主催する「多肉植物展」へ行ってきたのです。
結論を先に書けば、多肉初心者にとってはなかなかコアな場所であると感じました。以下、その理由を挙げてみます。
多肉植物ビギナーにとっては最適な4つの理由
来館者が少ない
よろしいことではありませんが、そもそも「熱帯植物館」の来館者が、休日にも関わらず少ない[*01]。なので、ゆっくりと展示を観ることができます。
レアな多肉と出会える
さすが「展示品」ともいえる立派で珍妙なサボテンから、ここ数年でよく目にするようになった普及種までが豊富に展示されています。
種類についても説明プレートが傍らに置いてあるので、初心者にとってはコレが良い勉強になる。やっぱり、実用書で見るよりも本物のほうが得られる情報は多いです。
解説ボードはウンチクに使える!
よく「趣味は多肉です」と話すと「結局アレでしょ?葉っぱが膨らんでるサボテンみたいな植物のことでしょ」と返されることがあります。「いやいや、サボテンも多肉植物の一種であって、でも厳密にいうと多肉植物の中の…」と説明する。この一連の流れが面倒くさい!そういう方が身近にいたなら、この展示に連れてきてあげてください。多肉植物を趣味とする人間特有の不都合が一気に解決するはずです。
「そんな宗教の勧誘みたいな多肉教(多肉狂ともいえる)の会場になんか行かねぇ!」という方には、展示されているボードに書かれていることを覚えて披露してあげてください。その他にも、朝礼挨拶や合コンでのウンチク披露にて有効にご利用いただけます(笑)。
要するに、分かりやすく簡潔にまとめられているのです。
販売日には多肉植物が買える
大きなポイントだな、と思ったのがここ。
ビッグバザールのように大勢の人を掻き分けながら多肉を物色するのではなく、ゆっくり眺めながらお買い物ができます。ビッグバザールほどの点数はありませんでしたが、マニアックな多肉植物が勢ぞろい。
僕に関して言えば、つい先日、某園芸店で植物を買い漁ってしまったため、金銭的な面から植物の購入をパス。いま思えば、バリエーションが豊富だったので、次回は計画的に参戦しようと思います。
初心者の方以外にも楽しめるのでは?
ここまで初心者の方向けに書いていますが、初心者でなくとも、国際多肉植物協会さんのコアな植物に出会えるので結構な穴場。
例年、1月末ごろに開催されているよう[*02]なので、次回はホントに多肉植物を知らない人と一緒に行きたい…。そう思えるイベントでした。
- これについてはいつか、このブログで書きたいことがあります [↩]
- 国際多肉植物協会さんのホームページをチェック [↩]