前回の記事でも若干触れましたが、この3月に閉館してしまう「箱根芦之湯フラワーセンター」。ここでは3月31日まで閉館セールを開催しています。
結論から書いてしまえば、このセール「安い」。たったこの一言に尽きる。今回の記事では、そのなかでも「これ、ヤバいでしょ!」と思った品物をピックアップし、記録します。
閉館セールの衝撃プライス商品
どんなベゴニアでも、とりあえず1,000円!
芦之湯フラワーセンターの主要な植物でもある「ベゴニア」。これらがほぼすべて、1,000円で売られていました。
僕はベゴニアを育てるのが苦手なので買いませんでしたが、これまで丁寧に栽培されてきたもの。いくら安いとはいえ、気軽には買えません…。
とはいいつつも、派手な葉のレクスベゴニアに非常に惹かれてしまう…。く~、なんとか欲求は抑えました…!
ガジュマルの根元にある観葉植物たち
それにしても、信じられないくらいの破格。この展示品クラスの巨大なオオタニワタリも、なんと1,000円。
そのほか、ガジュマルの根元に並べられた植物は、言い方が悪いですが二束三文状態。
僕の家がもっと大きかったら、インテリアプランツとして本気で引き取りたい!でも温度やらスペースやらがキツそう…[*01]。
でっかい金鯱ズドン!
もうひとつ、かなり安いと思ったのがコレ。
金鯱15,000円。って、おいおいおいお~い!ここまで大きくなるのに何年掛かるのでしょうか。それを15,000円って…。
何だか、このあたりから僕の額には興奮なのか、焦りなのか、汗がにじむように…。
価値観をボロボロに崩すCコリドーの植物たち
極めつけはここ、Cコリドーに並べられた観葉植物。
こんな大きなゴムの木にも、値札が…。
そのお値段、2,000円(笑)。斑入りシェフレラが…。
500円。
こんな価格のオンパレードなので、「商売のありかた」とか「資本主義」とか、これまで当たり前だと思っていた僕の「価値観」がゴロゴロと音を立てて崩れ去っていくのです…。
その他、驚き価格の商品など
その他にも、素焼き鉢などの鉢が、まさに捨て売り状態。
かなり大きく育ったチランジアは各種1,000円。
各種ブロメリアが500円…。
などなど…。通常ではちょっと考えられない値段なので、ついつい買いすぎてしまいそう…。ちなみに僕は、チランジアのウスネオイデスなどを買いました[*02]!
今後のガジュマル、そしてフラワーセンターは?
ガジュマルのクローンはありませんでした
本当は、芦之湯フラワーガーデンのメインツリーであるガジュマルのクローンが欲しかった。
係の人が言うには、クローンづくりにまで手が回らず、欲しい人にだけ種は配布していたとのこと。
今後の運営については「未定」
今後の運営方法として、箱根町に返還するのだけは決まっているが、それ以外は未定だとも話してくれました。植物園として運営するのには莫大なランニングコスト及び修繕費もいるらしい。
僕ら観光客・消費者にとっては、このセールは嬉しい限りなのですが、いっしょくたに植物と触れ合える場所が減るのは寂しい。今後の移譲先が早く決まり、ガジュマルたちにとっていい環境であることを願うばかりです。
そして、連れて帰った植物は大切に育てなければいけません!頑張ろう!