行ってきました。中井の蓮池の里。
前から気になっていたのですが、開花時期がよく分からないうえに、職場の方から「思っていたような場所じゃなかった」と報告を受けていたので、行くのをためらっていました。
しかし、自分の目で見ずに判断するのはよろしくない。時間ができたときに、遠回りしながら行ってみたのです。
中井町の「蓮池の里」へ行ってきた
そこは、思いのほか面白いスポットだった
到着してからまず思ったこと。「それほど悪くないじゃん」。
確かに、観光地としては「おやおや?」という立地ではあるものの、これほどまで立派な蓮が咲いている場所というのは少ないのではないのでしょうか。
しかも、地元の方々がボランティアで運営されているとのこと。これらを勘案すれば、とてつもなく感動的なスポットだと思いませんか?
蓮の花をみるには午前中がオススメ!
そして、問題の蓮…。
一部、花が終わってしまったと思われる箇所もありましたが、満開に咲いている池もあり。
どうにかして開花時期をずらしているのか、はたまた、それぞれ開花時期の違う種類を栽培しているのか…。僕が訪ねたときには入り口から入って左側の2つの池(白色と桃色が別々に咲いた池)が満開でした。
ちなみに、蓮の花は朝方に開花するので、見事な花の開きをみるためには、午前中に行くのがオススメ!お昼頃にはほとんどの花が、きゅっと閉じてしまいます…。
観て、触って、香りを楽しんで…。
そして、実際に触ってみる。
蕾は柔らかかったです。ドラッグストアなどで売られている高級ティッシュみたいな肌触り。少ししっとりしているのです。
さらに葉っぱも触ってみます。
葉っぱは想像どおりでした。若干冷たく、確かに水を弾くようなサラサラとした感触です。
蓮の花は意外と大きい
にしても、大きい。大きいのは葉っぱだけではありません。株全体の背丈もなかなか大きい。
僕の身長は165センチほどなのですが、それよりも10センチほど高いのです。近くに立つと蓮の高さに割と圧倒されます。似た経験でいえば、ひまわりの前に立ったような、あの感覚です。「おおう…、アンタ意外と伸びんだねぇ」みたいな。
あの気持ち悪いハスの実も観察できます…(^_^;)
また、シャワーヘッドのような実(花托)もよく観察できました。
「ハスの実」といえば、気持ち悪い感じの画像[*01]で有名ですよね。そういった物体が集まっているのが「恐い」と感じてしまうのを「トライポフォビア(Trypophobia)」と呼ぶそうです[*02]。正直に言えば、僕もこれに近い…。この写真の実も、熟していくと気持ち悪くなっていくのでしょうか?
間近で観察&実際に触れられる!
このように、間近で観察ができ、実際に触ることもできるのが植物好きには嬉しい!
植物園の蓮展示は、案外触ることができないくらい、池の中腹にあったり、柵で囲まれたりします…。ところが、蓮池の里では、ボランティアの方に声をかければ、いろんなことを教えてもらえます。
僕が訪れたときには「いい香りがするのよ!」と、傘を片手に現れたボランティアの方。傘の取っ手で蓮を引っ掛け、引き寄せ、香りを体感できました。このように「体験する」という意味では持って来いの場所といえます!
ただし、蓮は優しく扱いましょう。
お休み処でゆっくりしよう!
話は変わって、当地には蓮池を眺めることのできるお休み処が設置されています。
風が通り抜けて、すごく気持ちがいい。蓮を眺めながら座れる椅子も設置されていましたよ。さらに、ここでは野菜なども販売されていますので、散策のお土産がてら買ってみてはいかがでしょうか。
中井町のホームページには7月中旬から8月中旬まで見ごろとありますが、これは昨年の情報?とにもかくにも、そろそろ見ごろは終了しそうです。
- いわゆる「ハスコラ」 [↩]
- 耐性のある方のみ参照:つぶつぶの恐怖。集合体に対する恐怖症「トライポフォビア」(閲覧注意) : カラパイア [↩]