「国立科学博物館」へ。実は、はじめて行きました。
行くならじっくりと観覧したい!国立科学博物館
入場料は常設展示で、大人620円。高校生以下の方は無料で入れます[*01]。
今回は午後から予定が入っていたので、じっくり見ることができませんでした…。簡単に感想を書けば、多くの標本もあり、非常に楽しめるスポット[*02]。
土壌モノリス標本の解説にちょっとだけ参加
館内をウロウロしていると、ちょうど「世界土壌デー記念 土壌モノリス標本の解説」なるものが開催予定…。
次の用事があるので参加しようか迷いましたが、いい機会なので途中まで解説を受けました。
僕が聞いたなかで印象に残った部分をピックアップします。
- 講師は平山良治さん。
- 「モノリス」とは土壌を薄くスライスした標本のこと。ここには日本の南から北までの土壌を観ることができる。
- 世界中の土の厚さは基本、20㎝
この厳しい環境の中でコントロールしているので、一度崩壊すると元に戻るのに長い時間がかかってしまう。 - 日本の土壌は素晴らしくて、世界中には砂漠のように植物が育ちにくい場所が多くある
- 温度が高い土壌だと、本体(母材)に影響が出てくる。金属を分解するので赤くなるという特徴も…。
- 日本は主に「褐色森林土」で、そのもとが火山灰かそうでないかの影響をみる見方も最近ではでてきている。
- 土壌は上から供給されていかない限り、どんどん痩せていく。
短い時間で、しかも端的な解説会でしたが、非常に面白かったです。
細かいところまで表現された「モノリス」
科学博物館の「モノリス」は、床面付近に設置されているのですが、かがんで見るとものすごく面白い。
レプリカの草花が植えられていて、理科室にありそうな小難しい「モノリス」をみるより直感的に観察ができます。
解説もあるので、基礎知識がなくとも、分かりやすいのです。
また、国立科学博物館は基本的にカメラでの撮影がOK。フラッシュ発光や三脚使用でなければ一部を除いて写真に収めることができるようです[*03]。
わりとマニアックなミュージアムショップ
ミュージアムショップも充実していて、他では買えないようなもののオンパレード。言い換えれば、東急ハンズの工作コーナーをもっとマニアックにした感じです。
個人的には、職場で開かれるクリスマス会のプレゼントを買い込みました。喜ばれるかは置いておいて、貰えばひと盛り上がりしそうなモノです。
あとは、気に入った植物の缶があったので、そのチョコクランチと、国立科学博物館発行の情報誌「ミルシル」などを購入。
ミュージアムショップだけでも、科学博物館にいく意味はあるかと思います。
次回は、一眼レフと余裕のある時間を持って、観覧したいと思います。