ビカクシダを買いました!鉢植えのまま?板に着ける?それとも…??

先日、多肉好きの友人が我が家に来ました。そこで、植物バナシを小一時間ほどしていたのですが、いろいろと刺激を受けました。やっぱり同好の友との会話は楽しいし、活力にもなります。

ビカクシダが欲しい!

友人のビカクシダ愛に触れて…

さて、その友人との話の中で「ビカクシダ(コウモリラン)」の話題が挙がりました。

というのも、先日、東京ドームで開催された「世界らん展」のとある外国ブースにもビカクシダが売られていたのです。買おうかと逡巡しましたが、たまたま趣味家とブースの方との会話を耳にして断念…[*01]。

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そんな経緯を友人に話すと、おもむろにスマホを取り出し、彼の愛株を見せてくれました。20代男性に抱かれた板着きのビカクシダはまるで3歳児ようにこんもりと大きくなっています。曰く、2年もすればこのくらいの大きさにはなるさ、とのこと。

また、ビカクシダを仕立てるのは確かに大変だけれど、失敗して枯れるような難かしさはない。さらに、毎日水遣りしなくても大丈夫とも…。いろいろとビカクシダを栽培するコツを聞き、何だか勇気づけられます(笑)。

ビカクシダ、買っちゃった!!

そんなこんなで植物のハナシをしたあと、近くの園芸店に行くことに。特に何かを買おうと思っていたわけではありませんが、運がいいのか悪いのか、店内にビカクシダが売られていたのです…!

しばらくビカクシダを目の前にして植物談義をしていると、超絶に欲しくなってしまう…。コレは植物好きの悲しき性。ちょろっと暇つぶしに行った体験販売会で圧力鍋を買ってしまうオバちゃんの気持ちがよくわかる。

結局、種類の不明確なビカクシダの鉢植えを購入しました。もちろん、どんな株が優良なのかわからないので、ビカクブリーダー(?)の友人に選んでもらいました。

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板付、コケ玉着生、鉢植えとありましたが、いちばん安かったのは鉢植えです[*02]。

初心者は鉢植え!?

帰宅後、板への仕立てはどうすればいいのか調べると、趣味の園芸2016年1月号に、コウモリランが紹介されているのを発見。

管理方法などをみていくと、そのなかに

初心者は鉢植えがおすすめ

とあり、悩む…。だって、ビカクシダの魅力といえば、壁に吊るした状態からシカの角のような葉が下に垂れたスタイル。この格好よさに憧れを抱く人は少なくないはず!もちろん、僕もそのうちの1人です。

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ただし、趣味の園芸によれば、鉢植えよりも板着け・コケ玉着けは乾燥しやすいとか。ハッキリとは書いてありませんが、ニュアンス的には「鉢植え」→「板づけ」→「こけ玉」の順で水きれを起こしやすいのだと思います。

物忘れが多いズボラな僕は、ついつい水遣りを忘れてしまいます。できれば水遣り頻度は、忘れても大丈夫なくらい少な目のほうが良い。

「植物と暮らす」というのは「植物の暮らし」に合わせるということ

ということで、購入してきた状態から何をするわけでもなく、鉢に植わった状態で現在、置いてあります。これからどうするべきか。未だに悩んでいます…。

住空間に植物を取り入れるということは、そのライフスタイルの中に植物の管理が否応なしに食い込んできます。「植物と暮らす」ということが流行語のように扱われるようになって久しいですが、植物と暮らすためには、植物の暮らしに僕らが合わせないといけないということです。そんなことを今回のコウモリランを通して再認識…。

しばらくは鉢植えで育ててみることに…!

結論です。しばらくは鉢植えのまま栽培する方向で考えています。慣れてきたら、格好よく仕立ててみよう!…ということで、僕の植物との暮らし方は、こんな感じですよ[*03]。

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それと同時に、ビカクシダの栽培方法をもう少し勉強して参ります!で、ある程度分かってきたら、備忘録がてら、このブログに記録しようと思います!

  1. 話せば長くなるので割愛。気になる方は、筆者から直接聞いてください(笑 []
  2. ちなみに、板に着生させて格好良くさせようと思い、ミズゴケも購入しました []
  3. 気の向くまま思うがまま、です。 []

この記事を書いた人

mokutaro

植物好きが高じ鉢物業界に飛び込んだアラサー男子。群馬県に移住し、毎日、食べ(られ)ない嗜好性の強い植物とまみれています。 園芸を考えるブログ「ボタニカログ」を運営中。