鬼に勝てても病害虫には勝てないか…。桃太郎の闘病記

日に日に状態は悪化していった

以前、ブニュブニュになっていく桃太郎の様子を記しました。やはり日に日に状態は悪くなっていき、結果的に腐った状態になってしまいました。

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当初の予定では鉢替えするということで、とりあえず鉢から桃太郎を抜いてみる。

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えっ、カビ?根っこに白い粉のようなものが付着しています。これが腐った原因でしょうか?調べてみると「ネカイガラムシ」がいた可能性があるとか。

ネカイガラムシとは

ネット上にはサボテンのこの状態を詳しく書いたものがありません。なので、書籍をあたるとありました。

サボテンネカイガラムシ

通年発生します。「ネジラミ」と呼ばれることもありますが、カイガラムシの仲間です。根について吸汁し、大発生すると生育が悪くなります。地中で発生するため、植え替え時に初めて発生に気づくことも珍しくありません。被害を受けた根を完全に切り取って植え替えるか、浸透移行性殺虫剤を用土に灌注して防除します。

引用元:多肉植物 (NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 )

「ネジラミ」…。多肉ネタによく出るので言葉は知っていましたが…。

ネカイガラムシの退治方法

では、コナカイガラムシを退治するには、

  • 植物の根を極力切り落とす
  • 植物を薬剤に漬けて殺菌
  • 鉢は新しいものを使う(カイガラムシに侵されたものは廃棄)
  • 土中に薬剤を混ぜ込んで植える

との大がかりな治療が必要だとのこと。

今回行った処置は…切る!

ただ、今回は復活への期待が薄いので、頭頂部と子株を切り取って、残りは処分しました…(泣)[*01]。

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望みはほぼ、この子株たち!!。

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今は半日陰なところで入院中です。ただ、心配なのはこの暑さ。この夏を乗り切れるでしょうか…。

  1. こうして切ったあとの断面をみると、キュウリみたい。 []

この記事を書いた人

mokutaro

植物好きが高じ鉢物業界に飛び込んだアラサー男子。群馬県に移住し、毎日、食べ(られ)ない嗜好性の強い植物とまみれています。 園芸を考えるブログ「ボタニカログ」を運営中。