浜名湖花博2014@浜名湖ガーデンパーク。2度目はゆっくりまわり、じっくり多肉をみる。そして感謝。

カメラの電池が切れ、納得のいく写真を撮れていないことから、6月初旬、2回目の浜名湖花博@浜名湖ガーデンパークへ。

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これまでの浜名湖花博に関する記事

前回周れていない箇所を重点的に歩きました

残念ながらこの日は、明け方に大雨が降り、その影響でどんより曇り空。

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ですが、雨が降っていな分だけラッキー。前回よりも、少し老けた(かな?)あのワンちゃんがまた、お出迎えしてくれました。

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6月の会場はペチュニアが満開でした!

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ここにあったか!花銀河

前回、見逃していた「花銀河」も今回は十分に堪能。前回はどこにあるのか分からなかったのですが、2回目には見つけることができました[*01]!

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花銀河の原爆ドームには鮮やかな多肉が。

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なるほどなあ。多肉でなくとも、ジオラマ(やモニュメント)に本物の植物を植えると、優しい雰囲気になる!花銀河をみてそう感じました。

ガーデンパークに見る多肉植物の利用法

そして。多肉と言えば、ガーデンパーク内の「かえで橋」。

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この橋の柵にも多肉が植栽されていました。

「かえで橋」の場合

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ひとつ気づいたのは、アイビーなどの被覆植物がちょっと残念な状態に。この期間中にだいぶ弱ってしまった模様。

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ところが、多肉植物の植えられたコーナーは、わりと綺麗な状態を保っています[*02]。

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むしろ鮮やか!

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多肉植物は水不足には強いし、成長が遅いのでそれほどまめな管理が必要ない。また、グランドカバーとしてのセダムの利用は聞いたことがありますが、エケベリアなどを混ぜることによって立体感やメリハリが生まれるのですね!

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くろひげ危機一髪っぽい樽の中には…

庭園エリア付近に、面白いものがありました。黒ひげ危機一髪の樽みたいに、穴があいた大きな桶。これが通路の左右にあって、人だかりができています…。

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その穴は「覗き穴」になっていて、中をみるとなにやら植わっている…。

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あっ、ハオルチアです!

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普段は一鉢一鉢独立して植えられたものばかり見ている(笑)ので、このように密集しているとインパクトがあります。そして反対側の通路には…。

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食虫植物!

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四方穴が開いているので、写真を撮ると反対側の人が…[*03]。

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探せばあちらこちらに多肉植物あり

他にも、庭園エリアには多肉スポットがいくつかあって、探せばいくらでも見つけられます。

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特にトピアリーなどに植栽されていて、株が大きくなればそれだけ、全体の色彩が鮮やかになっていました。

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多肉だけをとってみても、いろいろな利用方法があると勉強になります!

庭園エリアの気になるお店

庭園エリアも今回はじっくりと回りました。そのなかでひとつ、気になったお店が。

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夢屋さん[*04]のブース。

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夢屋さんの味のある雑貨たち

主には雑貨販売だったのですが、輸入品やアンティーク調のものなどセンス溢れる商品がたくさん!サボテンやチランジア、

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店長さんまでも売られています(笑)。

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そして僕は「サボテンの骨」を買う

なかでも僕は「サボテンの骨」が気になり、一つだけ買おうと決心。

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ずっと商品の前でどれにしようかと選んでいたので、店員さんが「選ぶならもっと出してきてあげるよ!」とレジ袋2つ分の在庫を中から持ってきてくれました!

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おかげさまで「とっておきのひとつ」を手に入れることができました[*05]!

「花みどり創造館」の展示品と記念品

プリザーブドフラワーの展示

後半は「花みどり創造館」へ[*06]この日はほぼ全館を使ってプリザーブドフラワーの展示会。

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植物は好きですが、花にはほとんど興味がない。…のですが、ここまで鮮やかだったり、質感を保っていることを考えると、その作成方法などを知りたくなります。

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材料費も含めて、結構な費用の掛かるブリザーブドフラワー。いつかやってみたい!

気になった記念品

そして最後に、創造館の中にある記念売店へ[*07]。

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今回は来場者数100万人を記念したお土産も売られていました。文房具やストラップが入っています。

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とくに欲しかったのが、この「浮世絵でめぐる 江戸の花」という本。読むと園芸に関する浮世絵がフューチャーされていて、思わず買いそうになる[*08]。

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その横には、そんな浮世絵が印刷されたポストカードも!欲しい[*09]!!

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そのあとは、流されるまま園内を歩き回り[*10]、浜松市の消防音楽隊の演奏をみてゲートを出ました。

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今日が花博最終日。とにもかくにも、スタッフの方々に感謝

本日が最終日の浜名湖花博。期間中、陰ながらたくさんのスタッフの方によって支えられてきたのだと思います。ゲートを出る途中、花がらを摘むスタッフさんを見かけて何だか感動してしまいました…。

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思い起こせば、会場内はごみ箱がないにもかかわらず、ゴミが落ちていないし。エリア毎にガイドさんがいるので、質問すれば丁寧に答えてくれるし。ただただ、感謝。お疲れ様です!!

  1. 水辺の劇場すぐ横にあったのです []
  2. 花柄が伸びきって、ごちゃごちゃしていますが(笑) []
  3. このようにしているのは多分、盗難防止の観点もあるのかな?と思いました。加えて、覗き穴から植物を観察すると、特別な植物をみている気分になります。面白い展示方法です []
  4. キリンディスティラリーの樽(ウイスキー樽)・古樽を使った店舗什器や家具、店舗設計。夢屋 []
  5. サボテンの骨。調べるとこれが面白い!購入したものも含めて、後日このブログにてうんちくを垂れようと思います []
  6. 千葉大の青い胡蝶蘭を一眼レフで撮るというのも、再来した目的の一つだったのですが、展示されていませんでした…。スタッフの方によると、ゴールデンウィークの後に展示が終了したそうです。残念! []
  7. 外では大輪のハイビスカスも! []
  8. が、今月はとんでもなく金欠のため、購入見送り。いつかamazonで買う! []
  9. 例によって、金欠のため購入見送り…(泣)。このシリーズのポスターがあったら借金してでも買う!かるた用の浮世絵がとくに面白かった。「子供手遊づくしの内 植木ばち」ってヤツです。大きな図版を眺め、江戸に思いを馳せながら一杯いきたいなあ。どこかに売っていないかなぁ…。 []
  10. ツアーで参加したので、出発時刻まで時間の許す限りウロついたのです(笑)

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    アリウムのギガンチウムの咲いているエリアがカラフルでポップだったので、メモがてらここに記録しておきます…。

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この記事を書いた人

mokutaro

植物好きが高じ鉢物業界に飛び込んだアラサー男子。群馬県に移住し、毎日、食べ(られ)ない嗜好性の強い植物とまみれています。 園芸を考えるブログ「ボタニカログ」を運営中。