昨夜のこと。ホントに焦った。僕の鋭意越冬中の「ウスネオイデス」がいつも引っかけている玄関先から消えていたのです!
あれ?朝にはあったウスネオイデスがないじゃん!!
玄関先…。詳しくは書きませんが、「外」に吊るしてあります[*01]。それが先ほど、帰宅がてら部屋に取り込もうとすると、ウスネオイデスちゃんがいないのです!
つい先日書いた記事が頭をよぎる
つい先日、こんな記事を書きました。
日本全国でハオルシアの盗難が相次ぎ、それは今後、他の植物にも及ぶだろう…という記事です。まさか僕にも似たような事が起こるとは…。
一旦部屋に戻り、カバンを置き、そのまま玄関周辺を探す…探す…。同居する両親に「どこ?」と聞いても「知らない」というばかり。もはや警察に通報するべきか…[*02]。
良かったぁ~。あったよ~(^_^;)
窮地に立たされた状態で頭が真っ白に。とにかく一旦落ち着こうと思い、屋外の水道場へ。するとその横にふわりとしたものが風になびいているのです。もしやこれは!と目を近づけると、ウスネオイデスでした…。
家人の誰かが、気を利かせてか移動し、移動したことも忘れていたのでしょう。いやいや肝を冷やした一件です。
とにもかくにも自己防衛
このことから気づいたことをここに挙げておきます。
泣き寝入りする前に、防犯対策
そもそも、数千円程度の盗難なら泣き寝入りする人が多いのでは?と思いました。
僕もとっさに、もし盗まれていたのなら警察に通報するべきなのか逡巡しました。でも、ウスネオイデスは3,000円程度。ハオルシアなど桁外れな高額植物ならいざ知らず、わりと普及種です[*03]。
また、盗まれたことに気が付かない、あるいは時間が経ってから気が付くという可能性も。今回はいつものルーティンワークにその植物が存在していたので気が付きましたが、越冬のため別に保管している場合は、いつ盗まれたのかもわからない。
そうすると事情聴取のときなどに不明な点が多くなって、それが面倒になって…と、価格が低く、大量の盗難でない場合はためらってしまいます。また警察も捜査してくれなさそうです[*04]。
だからとにもかくにも自己防衛。防犯意識を高めるほかにないようです。
高額植物には保険があったら…
あとは高額な植物に掛けることのできる「保険」があったら安心だとも思いました。グローバルに栽培種が展開する現代において、植物の価格が高騰するのは避けられないこと。
それなのに、美術品にかける保険はあっても、同程度の金額を支払って購入した植物に保険はつかない。植物が美術品と認められれば別のハナシですが、どうなのでしょう。
保険会社さんにはそこらへん、ご検討願いたいものです…。
ということで、大反省の一日。寒くなるこの季節は植物を部屋に取り込んで、なるべく安全に工夫しながら育てていこうと思います。みなさんもいま一度、ご確認ください[*05]!