日本では咲かなそうな紅い花、ベニバナトチノキ

あまり昔のネタを持ってくるのはよろしくないかもしれません。 けれど、書き残しておきたいので…。

ゴールデンウィークに神代植物公園へ行ったと書きました。 園内を歩いていると、遠くのほうに赤い花をつけた樹木を発見。

近くで見ると、結構派手。

何だか日本に生える植物でないような…。

そう思っていると、その直観は確かでした。

木の幹に掛けられていた名札には、

ベニバナトチノキ
【トチノキ科】

セイヨウトチノキとアカバナアメリカトチノキとの交雑種。
花はトチノキと同じ5月~6月にかけて咲く。

とあります。

Wikipwdiaにも、

ベニバナトチノキは北米南部原産のアカバナトチノキとヨーロッパ原産のセイヨウトチノキ(マロニエ)の交雑種である。

引用元:ベニバナトチノキ – Wikipedia

との記述が。 なるほど。 アメリカとヨーロッパの掛け合わせじゃ、花の色にも何だか納得。

観賞用として普及しているようで、もしかしたら僕らの街で会えるかも。 気をつけて探してみよう…。

ところでいま、樹木の散策で使う本を探しています。 葉っぱや実で探すもの、樹皮を参考にするものなど、何種類かあって迷っています。 オススメの本がありましたら、コメントやメールフォームから教えてください!

この記事を書いた人

mokutaro

植物好きが高じ鉢物業界に飛び込んだアラサー男子。群馬県に移住し、毎日、食べ(られ)ない嗜好性の強い植物とまみれています。 園芸を考えるブログ「ボタニカログ」を運営中。