可憐な花だけど、要注意外来生物です

大磯で見つけた植物。
これは海岸ではなく、浜辺付近の道端に咲いていました。

葉は三つ葉。
そして、何ともいえない可憐なピンク色の花…。
どうやら、ムラサキカタバミという植物のようです。

Wikipediaには、

ムラサキカタバミ(紫片喰、紫酢漿草、学名 Oxalis corymbosa DC.、シノニム Oxalis debilis var. corymbosa)は、カタバミ科カタバミ属の植物。
南アメリカ原産であるが、江戸時代末期に観賞用として導入されて以降、日本に広く帰化している。環境省により要注意外来生物に指定されている。他にも、北アメリカ、オーストラリア、熱帯アジアなどに帰化している

引用元:ムラサキカタバミ – Wikipedia

とあります。
実際は観賞用として日本に持ち込まれたもののようですが、現在は雑草として扱われている…。
確かに花は美しく、葉もハート形でかわいい。
では、こんな可憐な植物の、何が害なのだろう…。

環境省のホームページには、ムラサキカタバミについて

●被害の実態・被害のおそれ

(1)生態系に係る被害
日当たりの良い場所に生育する在来種とは、競合・駆逐するおそれがある。
(2)農林水産業に係る被害
暖帯~熱帯地域に世界的に見られる雑草で、畑地、芝地、果樹園などで問題になっている。一度畑地に入ると、耕耘によって小鱗茎が分散し増殖するので厄介な雑草である(文献8)。

引用元:要注意外来生物リスト :植物(詳細)[外来生物法]

とありました。
簡単に言えば、根元にある「鱗形(りんけい)」という部分から容易に増えていき、他の植物の生育を邪魔してしまう…。
日本では結実しない(種をつくらない)植物なのに、帰化してしまった理由は、そういったところにあるそうです。

特定外来生物に指定されていませんが、綺麗だからといって、持って帰ったり、栽培したりしないほうがいい。
ハルジオンの話にも少し触れましたが、綺麗さから持ち込まれ、取り返しのつかないことになるとは、多肉好きの僕にとって考えさせられます。

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