ベニヒモノキとファーショール。トウダイグサ科の多様性に僕は目を回す。

成人の日、僕は横浜駅を歩いていた。駅では和服を着飾った女性を何人も見かけ、そのたびに僕は、ある植物を思い浮かべた。

あの肩に巻かれた毛むくじゃらの物体、まるでベニヒモノキ(*01)ではないか!…ということで、今回は小田原フラワーガーデンで目撃したベニヒモノキについて思うこと。

ベニヒモノキとジャワホワイト

ぶら下がる成人式の定番「ファーショール」

小田原フラワーガーデンの温室入り口付近にこんなものがぶら下がっています。

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通り過ぎるわけにはいきません(笑)。

看板には、

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と書いてあります。確かにたくさん垂れ下がっています(笑)。ついでに、我が家宝の山渓図鑑には、

ヒスピダは西インド諸島原産の低木で、この仲間には珍しく、美しい長さ20~50㎝のひも状の花序を下げ、ベニヒモノキの和名がある。Chenille plant、red-hot-cattail、Foxtailなど、形状にちなんだ英名がある。

引用元:観葉植物 (山渓カラー名鑑)

ともあり、シェニール織や動物のシッポに喩えられたりして、なるほどなぁと共感できます。

ジャワホワイトもアカリファ属

さらに、このアカリファ(エノキグサ)属(*02)には美しい模様の葉を持つ種類がたくさん。フラワーガーデンにはこの他にも、ジャワホワイト(*03)という同種の植物をみることもできます。

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この色鮮やかな葉。熱帯の地域では生垣によく利用されるとのこと。なんと贅沢な!

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斑の色が3色ほどに分かれる植物をみるたび、その意味を考えてしまいます。何ゆえ、これほど鮮やかになったのだろうと…。いや、迷彩のように景色に同化して隠れたかったのだろうか…。

どうして!?トウダイグサ科の植物は多種多様!

そもそも、友人が教えてくれた多肉植物の「ユーフォルビア属(*04)」からはじまって、トウダイグサ科の植物と出会うたびに、不思議な種類だと実感するのです。

無論、ベニヒモノキ然り、ジャワホワイト然り、おおもとのカテゴリーはやっぱり「トウダイグサ科(*05)」。ポインセチアや、花キリンなどもあり、なんて多種多様な形態なのでしょう。

例えるなら、桃太郎もキジも猿も犬もみんな、実は同じ桃から生まれたんだよ!みたいな。どうみても別種なのに、でも、同じ仲間。思考がついていけない…(笑)。そこに上記の「斑入り問題」が加わると、目が回るほどの難題に思えてくる(笑)。

そうだ、ジュリアナの「羽マフラー」だ!

話が大きく逸れましたが、ベニヒモノキについて。

横浜駅からの帰路、あのファーショールよりも似ているものがあったと思い出す。それは、ジュリアナが巻いていたあの「羽マフラー」(*06)。そう思い、羽マフラーを検索すると、出るわ出るわ…。カラフルなベニヒモノキが…。

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ただし、ベニヒモノキは首に巻けるほど長くはない。

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そうか、そうか。古今東西を問わず、ふわふわしたものに女性は弱いのかもしれません。あと、猫も好きそう。そして、僕も結構好きなのです(笑)。

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この記事の脚注

  1. Acalypha hispida []
  2. Acalypha []
  3. Acalypha wilkesiana cv. Java White []
  4. Euphorbia []
  5. Euphorbiaceae []
  6. はじめ名前が出てこなく、「ジュリアナ マフラー」で検索したらやっと名称が見つかったのです []
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