良く晴れた日に南足柄の酔芙蓉をみる。

良く晴れた日に足柄平野を歩く

先日のよく晴れた日、南足柄へ行ってきました。南足柄は神奈川県の足柄平野の一部にある自然が豊かな街。その千津島という場所で毎年9月中旬から「酔芙蓉まつり」が行われます。

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ただ、近隣市区町村にこのイベントを知る人があまりおらず、たまたま僕は足柄地域の仕事をしている中で偶然見つけたものでした。

酔芙蓉って何?

で、その酔芙蓉。そもそもはアオイ科フヨウ属の植物。Wikipediaによると

スイフヨウ(酔芙蓉、Hibiscus mutabilis cv. Versicolor

朝咲き始めた花弁は白いが、時間がたつにつれてピンクに変色する八重咲き変種であり、色が変わるさまを酔って赤くなることに例えたもの。

引用元:フヨウ – Wikipedia

だそう。面白いのは、朝は「顔面蒼白」、夜は飲んで紅くなる…。こういう人、確かにいる…(笑)。神奈川県の観光ホームページには「まるで近くを流れる酒匂川の水に酔ったようだと話題を集めています」とも。良い譬えだ…。

南足柄の酔芙蓉の歴史

このエリアは「酔芙蓉農道」と呼ばれ、700本の「酔芙蓉」と100本の「芙蓉」が約1キロにわたって植栽。日本一長い芙蓉の農道として平成12年に完成しました。

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一帯が農地となっているため、その作業の邪魔とならないように酔芙蓉などが選ばれたそう。

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春にはハナアオイも咲き、田に水が注がれるその頃にはこれぞ日本の原風景!といったような長閑な景色を眺められます(*01)

丸ごと切っちゃう

衝撃的なのがこれ。時期が終わると根元から切っちゃうらしい。よく見ればその痕跡も残っています。

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1年でよくぞここまで大きくなる。

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もの凄い生命力です。

会場の様子

田んぼの横には、時期が過ぎてしまってもまだ鮮やかな曼珠沙華。

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すでにススキも顔を出し、秋も本格的に近づいたのだと、夏好きの僕にとってはちょっと悲しい。

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肝心の花はご覧のとおり、満開でした。

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ミツバチもまだまだ活発に動き回っています。

花の色が変わるとのことですが、全体でみると白と紅が混ざっていてまばら。白い花もあれば、紅い花もある。なかには半分が白、半分が紅なんて花も。

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ネットで調べると、太陽の光に照らされることで紅さが増すとか。人間でいうところの美白。されど日に当たることで美しさが付加されることもある…(*02)

模擬店も出展(雨天中止)しています。

会場内には、地元の物産ややきそば、鮎の唐揚げなどを販売する休憩コーナーも設置されていました(土日、祝日の午前10時から午後4時まで。雨天中止)。

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実はこのまつり、開催は本日まででしたが、台風の影響で最終日は模擬店が中止になっているかと思います。興味のある方はぜひ来年どうぞ!

そして僕ら人間は、年末から新年にかけ、いたるところで酔芙蓉と化すのです。ただし、酔芙蓉くらいにホノカに紅くなるくらいでいいのですが。

この記事の脚注

  1. そこを学校から帰る小学生が歩いたりすると、なんともノスタルジックな気分になる。いい街です。 []
  2. なんて言ってみる。こんなこと現代女子には言えません。 []
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